「三軒茶屋三角地帯考現学」(地元ネタ)! | とんとん・にっき

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以下、地元ネタですが…


三軒茶屋三角地帯考現学

2016/1/30(土)~2/28(日)

生活工房ギャラリー(三軒茶屋・キャロットタワー3F)

9:00~20:00 会期中無休 入場無料


三軒茶屋の迷宮をゆく


世田谷通りと玉川通り(国道246号)に挟まれた三軒茶屋のデルタ地帯――通称「三角地帯」。戦後に立った闇市の名残を留めるこの一角は、懐かしさの漂うアーケイドの商店街や小さな店がひしめ飲食店街、そして銭湯が隣り合い、時に“迷宮”と紹介されるように年季の入った建物と細い路地が縦横に入り組みます。買い物客の往来で賑わう日中。そして、看板に明かりが灯り、狭いカウンターに肩をよせ合うように人々が集う夜。それぞれ異なる魅力や趣のある三角地帯は、地元住民のみならず多くの呑兵衛たちにも親しまれています。


この展覧会は、そんな三軒茶屋の迷スポットを、その成り立ちや戦後の風景に想いを馳せながら、さまざまな角度から調査し、紐解いていく試みです。三角地帯の生態系を探るべく、考現学を提唱した建築研究家・風俗研究家の今和次郎の手法にならい、店舗の営みやそこを訪れる人々をイラストレーションで記録し、地域の文化そして地域の風俗として切り取ります。

世田谷文化生活情報センター生活工房


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