シリーズでお伝えしております、「あれから6年...福島県の今」。

ここからは、2日目(3月28日)の新地町の様子をお伝えします。


新地駅は、昨年12月10日。常磐線の運転再開とともに、新しい駅舎、新しい場所で新たなスタートを切りました。


震災前より300mほど移設された場所での営業再開となったため、線路も新しく敷かれました。


改札口も真新しく、


そして、発車案内も最新型に!!

新たな新地町の玄関口、これから利用客が増えることが期待されています。



その新地駅周辺ですが、今は広大な更地が広がっています。


この更地は今後、再開発が進み、将来的には農園や商業施設、ホール、更には小規模なビジネスホテルの建設・開業が予定されています。

新地町がきっと賑わい豊かな町になるのではないか!!と期待が高まります。

また、新地駅から少し歩くと・・・


住宅分譲地も点在、これから更に住宅が建つそうです。震災前は田畑が広がっていたこの場所ですが、今は住宅分譲地として新たな姿を見せています。

そこからしばらく歩いていきまして・・・

以前お世話になった、ある場所に向かいます。

その場所が・・・

こちらの、新地町復興応援隊。

地元の有志の方々で作られた復興支援の事務所で、一昨年(2015年)12月に新地町を訪れた時も、こちらで新地町のこれまでの歩みであったり、町の詳しいお話などを聞かせていただきました。

あれから1年3ヶ月、新地町も前向きに変化しました。今回も尋ねたところ、快く中に入れていただき、また色々なお話を伺えました。
またそこで、この事務所が3月いっぱいで終了することも知りました。無くなってしまう前に訪問できて良かったですが、事務所が終了してからも、新地町は更に前進することでしょう。
更に発展して、賑やかな未来に進む新地町のこれからも楽しみです。引き続き、見つめていきたいと思います。

さて、新地町から南へ下ります。
続いては、南相馬市の鹿島区へ。


仮設店舗が集う、「かしま福幸(ふっこう)商店街」で、昼食をいただくことにします。


商店街の中で気になったのがこちらの、「さくら はる食堂」。

こちらの人気看板メニューをいただくことに・・・


それがこちら!「はる味噌らーめん」。
1杯500円、比較的お値打ちにいただけるのも嬉しいですね~。

味も絶品で、コクがありながらもしつこさは無い飲みやすい味噌スープに、ストレートな麺がよく絡みます!ベーシックなようでコクもしっかり楽しめる一杯です!
ごちそうさまです!

そして、こちらのお店では、南相馬市のB級グルメもいただきました!


それが、こちら。一見、普通のたこ焼に見えるのですが・・・。

実は、中身を見てみると・・・


なんと!3種類のたこ焼がミックスされていたのです!

こちらは、南相馬市鹿島区のB級グルメ「りゅうぐうたこ焼き」で、中身は写真の左から、たこ・ホタテ・つぶ貝の3つ!
恐らく大阪には無いであろう、南相馬市独自のたこ焼きなのではないでしょうか!?

また、ソースや醤油ではなく、付け合わせのあおさのり(1つ前の写真の左側)をつけて頂くというのも、またユニークです。
以前から気になっていた一品だっただけに、食べられて大満足でした(*´∀`)!
ごちそうさまでした。

南相馬市鹿島区を後に、この後は、中通りの北部へ向かいます。

それで、どこの町に向かったのかは...

また次回お伝えします。


今回もお読みいただき、ありがとうございますm(_ _)m
シリーズでお伝えしています、「あれから6年...福島県の今」。タイトルは真面目なんですが、旅は割といい加減(!?)になってる感じもしますが...w(←おい)

ここからは第2弾、前回の続きをお伝えしていきます。


いわき駅からは、磐越東線を利用し、西へ。浜通りから中通りへ向かいます。
それにしても、この本数の少なさ。いわき駅から郡山駅まで結ぶ列車は、乗り継ぎを含めても1日わずか6本。乗り遅れは許されないのです(-_-;)

13時13分、いわき駅発郡山行きで、一路、中通りへ向かいます。
移動中はTwitterをチェックしているのですが、この時...衝撃的な情報を目撃しました...。

それは、この磐越東線の途中にある、田村市船引町で、町が一面雪に覆われているとの情報が!
FTV福島テレビの天気情報投稿タグ・FTVみんなの天気に寄せられたもので、ともに寄せられた画像も確認したところ・・・
この磐越東線の線路、更には船引駅も、雪に覆われていました。この先、通る場所なだけに不安がよぎります・・・。

いわき市では昼過ぎから雪から雨に変わり、車窓からもしばらくは雪を確認できませんでしたが・・・


いわき市の山間部に入ると、徐々に雪景色に・・・

そして、峠を越えた先の中通り最初の町・小野町に入ると・・・



ご覧ください!真っ白な田畑。そして霞んでいます。


小野町最初の駅・夏井駅は、ホームも後ろの幼稚園?も雪で覆われています。

浜通りから中通りに入った途端のこの雪、さすが広い福島県。気候も地域で大きく異なることを改めて感じました。

更に進むこと数駅・・・


田村市滝根町の、神俣駅。ベンチにもしっかり積もっています。これじゃ座れませんねf(^^;

その後も郡山に近づくにつれて、雪景色が続き、いわきから乗ること約1時間半。郡山駅に到着します。


郡山駅前は、道路の除雪こそある程度は済んでいましたが、所々、雪が積もっている箇所があります。

しばし、郡山にて滞在し、写真にもある高層ビル「ビッグアイ」から郡山市内を見ると・・・


駅が白い!!!(写真左側が郡山駅。屋根や線路が白くなっているのが分かります。)

この日は、更に雪が降ることこそありませんでしたが、大変肌寒い一日となりました。

さて、郡山駅の構内に戻ると、こんな広告を目撃しました・・・。


KFB福島放送でスタートした、新番組「ヨジデス」の大きな広告!!!
実はこの「ヨジデス」で、天気予報を伝える、気象予報士の土井邦裕さんは、3月まで、地元・中京テレビのお昼のニュース番組「キャッチ!ブランチ」の天気予報を担当していたのです! そして4月からはKFBで天気予報を伝えることに。何というか不思議な縁を感じます。
福島の皆さん、まだまだ不慣れな点も多い土井くんですが、よろしくお願いしますねm(_ _)m←

さて、郡山からは東北本線で北上し、お隣宮城県・仙台で夜を明かしました...。
夜10時を過ぎてからの宿探し、もし見つからなかったら、初日から野宿するところでした←


さて、2日目【 3月28日(火) 】は、仙台からの出発です。JR常磐線を利用して一路、南へ。浜通りの北部に向かいます。

常磐線も前回来た時(昨年9月)から今回までの間に、変化がありました。

前回の段階では、仙台駅から鉄道だけで行けるのは、宮城県内の浜吉田駅まででした。そして、その先の相馬駅方面はまだ復旧していなかったことから、代行バスへの乗り換えを余儀なくされました。

しかし、昨年末に運転が見合わせとなっていた浜吉田駅~相馬駅の間が運転を再開し、浜通り北部から宮城県までの常磐線の全区間で、運転が再開されたのです。

つまり、鉄道が再開してから初めての訪問になりました。


運転再開区間の一部、宮城県山元町の広大なイチゴ畑。東北でも屈指の人気を誇るイチゴ畑で、イチゴカレーなる変り種グルメも食べられるそうですw

さて、列車は南へ進み、再び福島県に。


降り立ったのは・・・


こちら!!新地駅。


鉄道駅としての新地駅に降り立つのは今回が初めてです。"""鉄道駅としての"""。

次回は、そんな新地駅&新地町の様子からお伝えしていきたいと思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございます。
先立って、3月27日(月)~4月1日(土)の6日間。福島県に行ってきました。

気づけば福島県に行くのは、今回で6回目。イベントが絡まない場所で訪れるのは最多になります。
それから、浜通り・中通り・会津地方の県内全域を回るのは、今回で4回目。有り難いことに、このブログのレポートを楽しみにしているというお声も戴くようになりました。ありがとうございます。

今回も、浜通り・中通り・会津地方、様々な場所を回ってきました!あまりにも場所が多いので、複数回に分けてお伝えしていきますので、お時間ある時にでもお付き合いいただければと思います。

まずは初日。27日(月)。早朝の東京を始発列車で出発し、一路、常磐線を北へ。
この日は雨が降っており、また風も強く肌寒い日でした。その雨と風は、北上する度に強くなるばかり。

やがて列車は茨城県を抜け、福島県に突入。まず最初にやって来たのは・・・


こちら。


浜通り最大の都市・いわき市です。


いわき駅前も雨風が強く、傘を差すのも一苦労でした。

しばらくしてから、傘を差すのは断念し、フードでなんとか凌いだものの、雨風それぞれがもたらす寒さの影響で、体はかなり冷え込みました。すぐ近くのコンビニが恋しくなるほどです...。

いわき駅に着く段階で、その先、常磐線を更に北(四ツ倉方面)へ進むか、あるいは午後から乗る予定の磐越東線(小野・郡山方面)へ早々と進むかの選択をすることになり、気象状況などを考慮した上で、常磐線を北上することに決定。


ちなみに次の磐越東線は、4時間待ちに・・・。

そんな磐越東線を余所目にw←、常磐線を更に北へ進みます。


続いて訪れたのは、いわき市の北部にある「四倉(よつくら)」という地域。JR四ツ倉駅前も冷たい雨が降りしきっていました。

そう、住所の表記は「四倉」なんですが、駅名は「四ツ倉」なんです。読み方は同じ、「よつくら」なんですけどね... 全国には他にもこういう場所がありますが、何故そうなったのか、気になります・・・。

この四倉という地域は、海岸に面した地域で、海水浴場もある場所です。それゆえに6年前は津波の被害が色濃く残る地域でもあります。四倉の海岸は今どうなっているのか?気になったので、行ってみることにしました。

とは言え、海岸までの道でも激しい風が吹き、更には雪まで降ってきました。
湿った雪と強まる風。冷えた体が余計に冷え、歩くのもしんどくなるレベルです・・・。

踏ん張って歩くこと1km強。


四倉海水浴場付近に到着しました。

沿岸部は案の定、護岸工事中。やはり海の近くまで進めるのはまだまだ先のようです。


【工事中の四倉海岸】

隣接する道の駅から、海の様子を見てみると・・・



高波が・・・しぶきを上げています・・・。

風も湿った雪も強く、海も荒れていました。こんなにも荒れた海を見たのは初めてです・・・。

しばらくは外に出るのもためらいましたので、早い時間でありますが、ここで昼食に。


道の駅「よつくら港」の、洋風海鮮釜めしをいただきました。

チーズやトマトの濃い風味が口に残りますが、それに負けてない海老やほたてなどの魚介がしっかり味を出していて、そしてよく合わさり絶品でした。

付け合わせのお味噌汁も美味しく、寒かったがために3杯もおかわりしましたwww
ごちそうさまでした。

再び、寒さに耐えながらも歩いて四ツ倉駅へ。そして、いわき駅に戻ります。

いわき駅では乗り継ぎの時間があったために、駅前を散策。

すると・・・



何やら変わったバスが!

ラッピングバスとは言え、全面にラッピングが施されるのは、珍しい気がします。

それから、いわき駅でバスといえば・・・


この看板。

以前から気になっています。なぜ赤いんでしょうか?もといなぜこのフォーマットなんでしょうか?

疑問を残しながらも、いわき市を後にしました。

それにしても、いわき市で雪を見ることになるとは思いませんでした。寒気の凄まじさを肌で感じたところで・・・


続いては、磐越東線で一路、西へ向かいます。

いわきでは湿り気の多い雪に驚きましたが、この先は一体どうなったのか・・・!?

続きは、また次回お伝えします。

お読みいただき、ありがとうございます。
6年目の3.11を迎え、各地で復興に向けた動きが進みますが、新年度、福島県の浜通りでは大きな変化を迎えようとしてます。

何が大きく変化するのかと言うと、「交通インフラ」つまり、公共交通機関です。

現在、浜通りの交通機関の状況は...

●JR常磐線
 上野駅(東京)~竜田駅(楢葉町)
   ⇒ 通常運転 (いわき駅以北は普通のみ)

 竜田駅(楢葉町)~小高駅(南相馬市)
   ⇒ 代行バス運転
        (~原ノ町駅まで、1日2往復)
 
 小高駅~原ノ町駅(南相馬市)
   ⇒ 通常運転 (大半は区間内折り返し)

 原ノ町駅(南相馬市)~仙台駅
   ⇒ 通常運転 (普通列車のみ)

●JR磐越東線
 いわき駅~郡山駅 ⇒ 通常運転

●路線バス
 新常磐交通
   いわき地区 ⇒ 概ね通常運転
   相双地区 ⇒ 全便運休

 福島交通
  南相馬市内の路線バスが運休中
  (相馬市内の路線バスは運行)

このようになっていまして、特に相双地区や南相馬市で、交通インフラの未整備が目立ちます。

それが4月1日以降はどうなるかと言うと...

●JR常磐線
 上野駅(東京)~竜田駅(楢葉町)
   ⇒ 通常運転 (いわき駅以北は普通のみ)

 竜田駅(楢葉町)~富岡駅(富岡町)
   ⇒ 代行バス運転(1日11便)
        (浪江方面直通便は2便のまま)

 富岡駅(富岡町)~浪江駅(浪江町)
   ⇒ 代行バス運転(1日2便)
 
 浪江駅~原ノ町駅(南相馬市)
    <浪江~小高間 運転再開!>
   ⇒ 通常運転 (大半は区間内折り返し)

 原ノ町駅(南相馬市)~仙台駅
   ⇒ 通常運転 (普通列車のみ)

●路線バス
 いわき市~富岡町間のバスを運行

このように変わります...!

注目はやはりJR常磐線の運転再開ですね。これまで交通インフラがほぼ皆無だった浪江町も、今年2月から代行バスが停車するようになり、この4月からは6年ぶりに常磐線の運転も再開されます。
3月31日の避難指示解除を受けての運転再開ということで、浪江町に帰還する住民の足を大きく支えることになります。

そして、富岡町にもこの2月から代行バスが停車するようになり、4月からは楢葉町~富岡町の区間運転便が新たに増便されます。更にいわき市とを結ぶ路線バスの運行も始まり、こちらも避難指示の解除を受けての交通インフラ整備が始まろうとしてます。
しかし、浪江とは異なり、鉄道の運転再開には、駅舎や駅付近の整備もあり、この春には間に合いませんが、運転再開時期が今年10月頃に前倒しされたことから、富岡町の鉄路の復活も着実に近づいていると感じさせます。

常磐線全線(=残りの富岡駅~浪江駅間)の復旧は、2020年3月を目標としており、それまで残りの区間では除染や修復の作業が進みます。

しかし、南相馬市の小高駅~原ノ町駅間の運転再開が、避難指示解除の遅れから、当初予定から3ヶ月程度遅れたことを踏まえると、全線復旧までの道のりはまだまだ遠そうな気もします。

浜通りの復旧・復興とともに変わりゆく交通事情。これからの動向にも注目です。


お読みいただき、ありがとうございました。
あの日から6年です。
今日は3月11日。東日本大震災から6年。

被災地では今も震災、津波、原発事故の影響が残っています。

5年から6年になるまでの間、原発事故がもたらした風評被害が原因の「福島」を的としたいじめが、相次いで発覚したように感じます。

依然として、風評被害が絶えない現実が、悲しい限りです。

福島県にはいいもの、いい場所がたくさんあります。これからも自分なりにではありますが、そんな諸々を発信していきたいと思います。


写真は、昨年3月11日に訪れた南相馬市鹿島区の沿岸部。まだ復興が半ばであることを感じさせます。