「麒麟がくる」第21回~決戦!桶狭間 | 織田信長公ミーハーファンブログ

織田信長公ミーハーファンブログ

旧「踊る!殿まつり。」
読んで字のごとく、ただひたすらに信長公に愛をそそぐブログです。

とりあえず言いたいことは・・・!

殿、こたびの戦、真にお見事でございましたー!!!!

私ごときで良ければ、もうめっちゃ褒めますけど!

何百回でも何万回でも褒めますけどー!!

今週の殿に惚れぬ人がおりましょうか・・・!

そして光秀さんの「何かキラキラしたものを見つけた」子どもの様にワクワクと輝く目が印象的だった、そんな今週の麒麟さん。

 

※ネタバレというか、信長公礼賛。

 

元康がもはや寝返る気配はない、その報告を聞いている時のスルメ(?)噛み噛みしている殿は、頭脳をフル回転させていたのでしょうね。

傍から見れば、ただ苛ついているようにしかみえないけれど、そうではなくて策を巡らせていた。

ここから先の信長公は、非常に合理的。

味方に紛れ込んでいるであろう今川の間者を欺くために、籠城すると城内に触れる。

頼りになるのは、現在既に戦に赴いている者たち。

そこに総大将である殿が合流すれば士気が上がらないはずがない。

そして、今川の兵を分散させる策を巡らせることを優先として、決して無鉄砲に出陣をしない。

非常に合理的で、だからといって臆しているわけでもない。

死の覚悟はある。

それが帰蝶さまの前で謡ってみせた『敦盛』。

そして、後継ぎとして帰蝶さまに預けた嫡男奇妙丸。

 

・・・とか何とか、一応まともっぽいこと言ってみますけれども、取りあえず一番言いたいことは・・・

『敦盛』謡ってくれたー!!!

そしてそして、『死のうは一定』まで・・・!

永久保存版。

力強い敦盛でございました、殿・・・。

(できればいつか『天女舞』も見たいですが、色黒設定の染谷信長公には無理でしょうか)

これまで気丈に振る舞っていた帰蝶さまの不安そうな顔と、殿の覚悟を決めた凛々しい顔の対比も良き。

そして、染谷信長公の「突然立ち上がる」とか「突然歩き出す」とかそういう動きが、とても信長公に似合っていてホント好き・・・。

それまでずっと頭で考えていて、思い立ったら即行動、一秒も待たずに動き出す、そういうイメージ。

でも実は用意周到で、別室に奇妙丸を待たせていた、と。

「はああ!?聞いてないんですけど!」的な帰蝶さまの顔が・・・(^^;)

この後、光秀さんが駆けつけた時に、奇妙丸をお膝に抱いている帰蝶さまの何とも言えぬ表情がすごく自然で良かったです。

川口春奈ちゃんが帰蝶さまで本当に良かったと思えます。

 

信長公を描くうえで面白いと思うのは、帰蝶さま推しか吉乃さん推しのどちらかに分かれるところだと思うのですよ。

帰蝶さまが信長公に大切にされている場合は、吉乃さんの扱いが軽く、吉乃さんが信長公に大切にされている場合は、大体において帰蝶さまは離縁されてたりする。

私はどちらかというと帰蝶さま派なので、「麒麟がくる」では殿に帰蝶さまが大切にされていて嬉しいです。

ちょっと帰蝶さまの暗躍が気になっていましたが、今回の桶狭間回でそれも払拭されました。

 

さてさて桶狭間。

兵の略奪や狼藉を許さない義元公のエピソードを入れてくれたのは嬉しい。

そして、ただ無様に討ち取られるのではなくて、「東海一の弓取り」としての強さも描いてくれて安心しました。

毛利新介役の今井翼君も元気そうでよかったよかった。

しかしながら「討ち取ったりー!」の雄叫びがまるで町内放送のようでしたね。

いや、いいんですけどね、うん。

兎にも角にも、戦場の殿はやはり素敵でしたということで、満足のいく桶狭間合戦でした。

っていうかね、何かもうカッコよすぎてどうしたらいいのか、この滾る情熱・・・!

今すぐ尾張に、そして美濃に馳せ参じたいのに・・・!うう・・・行きたいよう行きたいよう。

コロナのばか・・・。

 

戦には間に合わなかった主人公十兵衛さんですが、いや、もうあの信長公を待つ顔は、「主君」を待つワンコでしょう。

あの期待に満ちた目。

「美濃を取ったその後は」に質問に、信長公の不敵な笑み。

きっとその笑みに、光秀さんは道三様の言う「大きな国」の一端を見たのではないでしょうか。

光の先を見た、と。

信長公を見送り、馬を駆ける光秀さんの目は、確かに希望に輝いていて、越前で鬱々と過ごしている表情との差が彼の心情を物語っているようでした。

表情での演技が上手い役者さんいっぱいだなぁ・・・。

「麒麟がくる」は登場人物の細かな心の動きが丁寧に描かれているので、感情移入しやすいです。

 

ところで殿が帰蝶さまのこと「母」と認めてしもうた。

やっぱり帰蝶さまに「母」を求めていたのか・・・殿。

そして「褒められたい」が動機であることがここでも殿自身の口から語られたわけですが、この先もその設定は崩さず描いてゆくのかな・・・。

 

どうでもいいですが、今回一番のとばっちりは「明智左馬助」でしょうか。

清須まで駆け、合戦場まで追いかけたのに最後いなかったし。

 

さてさて、ここからしばらく「麒麟を待つ」状態ですが、予告ではまたクセモノたちがいっぱい出て来てましたね。

ようやく『明智光秀』の本領発揮でしょうか。

再開が楽しみです。

 

『桶狭間古戦場跡』

豊明市田楽狭間

素敵マンホール。

『日置神社』

信長公が桶狭間に赴く前に必勝祈願をしたとの言い伝えがあります。

『桶狭間古戦場公園』

名古屋市緑区

公園内にある信長公と義元公の像

それにしても、殿カッコ良かったなぁ・・・。

もう一度『敦盛』と『出陣!』と『不敵な笑み』のシーンを見返してこよう。

そして明日からの仕事へのパワーとするのです。

良い夢が見られますように( ˘ω˘)スヤァ