相次ぐ高齢者ドライバーの事故 | とんきちのブログ

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ここ最近高齢者ドライバーの事故が非常に多くなっている。

本来プロ運転手で運転技術があるはずのタクシードライバーなども踏み間違い事故を起こしている。


高齢者ドライバーが引き起こす事故の特徴は、90%以上と言ってもいいと思うが、アクセルとブレーキの踏み間違いによる車のミサイル化だ。

数年前はプリウスが多かったので、プリウスミサイルと称されることが多い。


これだけ高齢ドライバーの事故が増えている原因は、間違いなく車の性能アップだろう。

車も大半がATとなり、ハイブリッド車も増えてきた。

一昔前の車と比べると、発進時の加速性能は雲泥の差だ。

驚くほどのトルクでぐいっと前に押し出す。

恐らくはブレーキと間違ってアクセルを踏んでしまい、思わぬ加速により焦ってしまい足をより突っ張ってしまう。

こういう悪循環に陥っていると思う。

MT車なら間違って踏んでも急加速はしない。

近年の高齢ドライバーの事故例を見てもMT車は見かけたことがない。


もう運転免許証の自主返納に頼るのは限界だと思う。

自主返納する人は客観的に自己分析できている人で、能力的には返納しなくても大丈夫な部類だろう。

返納という事すら考えた事のない運転不敵者がゴロゴロいるのが実態だ。


さて、どうするか?

車のセンシング技術も非常に向上してきているし、そういう車の限定免許にするのも一つだろう。


私の提言としては、

免許更新を厳格にすべきという事だ。

今の認知機能テストなんかチャンチャラおかしい形式的なものだ。

免許取得の時と同じレベルの実技試験を実施すべきだ。

運転技術がきちんとある人なら何ら問題のない簡単な試験だが、返納すべきレベルの人にはハードルの高い試験となる。

まず、ここでふるい落としてほしいものだ。

それを75歳以上は毎年とするかどうかは議論の余地があるが、実技試験は絶対に取り入れるべきだと思う。