ホームラン数で言うと
当然 日本では王貞治
メジャーでは半句アーロンとなるが
ベーブルース(見たことはないが)はじめ
ホームランアーチストというのはその時代時代にいる。
私が幼かった頃のホームランバッターと言えば、
先に揚げた 王貞治
そして、田淵幸一だった。
田淵のホームランの軌道ってのは美しかった。
ぎりぎりスタンドインするようなホームランではなく完全なホームランだった。
甲子園での王のホームランは、昔あったラッキーゾーンにぎりぎり入るようなものが多かったように思う。
しかし、田淵のホームランは完全にホームランであった。
中学時代のことだが、授業でソフトボールがあった。
今でも感触を覚えているが、田淵のマネをして打った打球が、軟式のホームランゾーンを超えた。
これって結構すごい。ソフトボールって中学生の体力では60mも飛ばない。
しかし、その時は80mは飛んでいたと思う。
打感というのは何と言えばいいかわからないが、最近体験しているゴルフでのナイスショット、というより めっちゃ飛んだ時の打感といっしょなのだ。
ナイスショットというのは、手のひらに手ごたえがあってガチンという感じの時に感じるのだが、一番飛ぶ時っていうのは意外と軽い感じがする。軽いという表現は適切ではないが、なんというか意外と手ごたえがないというかスカっとした抜けたような感触というか
そんな感じだ。
しかし、ソフトボールや野球でのその打感はその時限りであった。
あの打感を追い求めていたが、今までその打感を味わったことがない。
ゴルフではそれに近い感触が時々あり、その時は340ヤードくらい飛んでいる。
ガチンという手ごたえよりも、文字の表現的には、
『ガッスーーーん』 ってな感じだ。
一応、ガチンとした面には当たるが、それがそのまま来るのではなく、順スピンがかかるようなボールのちょっと下をたたくような、というよりくぐらせるような感じだ。
うまく伝わらないが、
そんな感じだ。 そんな感じと言われてもわからないと思うがwww
今、ゴルフで飛ばしたいという深層心理の欲求は、小さいころに見た田淵のホームランの軌道の印象が強いと思う。