このタイトルを見ると
コウノトリと読み間違える人が少なからずいるはずだ
今話題になっている赤ちゃんポストのことなのかな
繁殖か何かのニュースのことかな
と想像するだろうが、このタイトルのコウトリは
公正取引委員会こと公取だ
独占禁止法や下請法などの違反を取り締まる内閣総理大臣所管の組織だ。今は消費者庁になったが昔は景品表示法も所管していた。
労働基準監督署と肩を並べるほどの強制力を持った組織だ。
今では準司法的権限が薄れたようだが、いまだ排除命令など行政処分には強力な強制力があるところだ。
前置きが長くなったが、私はこの組織にキチンと仕事してほしいことが2つある。
まず1点目だが、
犬HKの解体だ。
犬HKというのは、そこらの訪問販売やオレオレ詐欺なんか足元に及ばないような多数の国民に対して妙な義務を押し付け金を徴収している組織だが、テレビの草創期と現在では存在意義が全く違うにも関わらず存在し続け、不当に高額な受信料なるものを契約者に対し強制的に徴収している。
勝手に放送しておいて月2000円以上のコンテンツ価値などあるはずがない。価値があるならWOWOWみたいに有料放送にすればいいだけの話。
昔のアナログ放送時代ならまだしも、今のデジタル放送時代には技術的に簡単にできることなのに時代遅れの法律を傘にきて変えようとしない。
まあ利権というものは、そういうものだから公取が突っ込まないといけないところだとおもう。
2つめは、
ジャスラックこと日本音楽著作権協会だ。
こいつら、何を勘違いしているのかわからないが、あらゆるものに対して著作権をたてに金を要求している。
最近では音楽教室のレッスンや発表会に対して、金を要求しているらしい。
アホちゃうか?
これがエスカレートすると学校の音楽や甲子園のブラスバンドの応援なども請求されるのでは?
もしかしたら、既に請求されているかも
そんなクズな組織だ。
元々はカラオケやCDやレコードの違法コピーに対して、音楽家の権利を確立してあげようということで発足しているはずなのだが、なんか組織の存在意義だけが独り歩きして、意味のわからない権利請求を繰り返している。
ここは犬HKみたいに解体して消滅しろとは言わないが、本質に基づいて仕事をするような組織に変革してほしいということだ。
国鉄、電電公社、郵便局など国営、公営企業が民営化されたが、いずれも民営化されて活性化している。
いわゆるマーケティングに基づいて組織が動いているからだ。
先に挙げた2つの組織は、そうではなくて組織の維持繁栄に重点が置かれているから、わけのわからない方向に進んでしまうわけだ。
それが強制力を持つとおかしくなる。
公取さんよ こいつらキチンと取り締まってくれよ