台湾大地震 | とんきちのブログ

とんきちのブログ

おやじの会社員の備忘録です。
定期的な更新はしません。
気の向くまま、思い立った時に書き留めます。

台湾の南部でM6.4の地震があり17階建てのビルが倒壊したが、倒壊したビルの周辺では被害はごく一部ということらしい。


倒壊したビルは手抜き工事の疑いがあるそうだ。

倒壊したビルの破断面には鉄筋の横にサラダ油らしき一斗缶が並べられている。


韓国の建物で工事中に出た木片や瓦礫、またジュースの空き缶などをコンクリに混ぜたり、海砂を使ったりで非常に強度のもろい建物が多いということはよく聞く話しであったが、台湾でもかという感じだ。


それもちょっと混ぜる的なレベルでなく、ニュースの画面では、ほとんど隙間なく整然と並べられていた。

これが中身空洞だったらそりゃ強度なんかないわな

それも17階建てのビルならなおさらだ。


日本でも姉歯の設計強度ねつ造事件などがあったが、そんなもの全然比じゃない強度不足だ。

もしかしたら、日本でもあるかもしれない。


コンクリは固まってしまえば、表面がきれいであればちゃんと施工したように見える。

しかし、中身がちゃんとなっているかどうかは今回のように倒壊などしない限りわからない。


実際工事に携わる全員が聖人君子というわけではなく中には犯罪者体質の奴もいるだろう。

工事中の弁当のゴミなどゴミとして捨てるのが面倒くさいからコンクリを流し込む前にそこに捨ててしまう。

これって普通の民家とか低層階のビルだったらあるかもわからない。


建築基準法による強度の基準があっても、設計どおりに施工されなければ強度は保たれない。

性善説でなく誰か悪いことをするかもしれないということを前提で施工管理をする必要がある。


例えば、X線や音波、振動波での内部構造確認とかの行政検査を建築途中で組み入れるべきなのではないだろうか