小渕大臣の辞任について思うこと | とんきちのブログ

とんきちのブログ

おやじの会社員の備忘録です。
定期的な更新はしません。
気の向くまま、思い立った時に書き留めます。

今回の内閣改造の目玉であった小渕経済産業大臣が辞任を表明したが、その際の記者会見で釈然としない疑念がある的なことを語っていた。

が、あれはあの場で言うべきものではなかっただろう。
ぐっと言いたいことを飲み込んで次へのチャンスに備えるべきではなかったか?

真相は知る術もないが、恐らくは信頼していた番頭以下スタッフに裏切られたととか嵌められたとかいうような印象なのではなかろうか。
もしかしたら罠みたいなものが仕掛けられていたのかもしれない。

しかしだ。

総理大臣の娘の世襲議員で、現職の際に亡くなっているのだから、支援者たちも盤石の体制でサポートしていたのだろう。
ただ、きれいごとばかりで成り立たないのが政治の世界だ。
資金集め、票集め、どろどろとした世界が繰り広げられる。
その中で番頭や金庫番がいるのだろうが、若僧がすぐに出来るものではない。
老獪なじさまが人脈や利権をちらつかせたりとかしながらうまくやっていくのだろう。
しかし、このじさまたちはパラダイムが転換したということを、きちんと理解できていない節がある。

1980年代ではOKだったことが、今は禁止されていて公職選挙法違反となり連座制で失脚ということにありうる。そんなケースも多々見られてきたが、これらじさまは自分たちのことに置き換えにくい。特に以前からの慣習はなかなか変えられないのだろう。

今回の件は恐らく裏方が小渕大臣に知らせることなく進めてきたことだろう。
しかし、本人が知らなかったからといって責任を免れるわけではない。
特に揚げ足をとられやすい立場なのだから、父親の時代からサポートしてもらっている裏方さんたちとはいえ、具体的に指導するなり定期的にチェックするなりということが必要なのではなかったのではなかろうか?

今回の小渕大臣の件は金額的にも大きいし不透明感が強いからまあ辞任も仕方ないと思うが、松島大臣のうちわの件はアホらしくて物が言えない気分だ。
ここぞとばかりに切り込む鶏ガラミンス議員(レンポーのことだがww)
自分はうちわとしても使える穴のあいた丸い紙を事前に選管の承認を得て配ったものだから意気揚々として追及しているように見える。
こいつと枝野、はよ辞めてくれ

話が脱線したが、入閣するということ重箱の隅を楊枝でほじくるだけでなく、もっと細い針でほじくられたり、成分分析されたりねつ造されたりなど色んな落とし穴が待ち受けているということだ。
だから、もう少し身体検査をきっちりやらないといかんのじゃないかと思った次第だ。