団子の数 | トン吉の爺チックなblog

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年とるってのは細胞が老けることであって魂が老けることじゃないよ^^

串に刺さった団子の数は、地方や種類によって違います。
「だんご3兄弟」という歌の影響で3個というイメージ
も強いですが 一般的には1串4個のものが多いよう。

この数が定着したのには理由があります。最初は五体を
表す、縁起のいい数、団子の大きさなどの理由で5個が
普通とされ 1串5個を5文で売ってました。

ところが明和5年(1768)に4文銭が発行されると 勘定
のしやすさから1串4個4文で売る店が登場一気に4個が
主流になっていったと言います。

4文は100~200円に相当する額。4文銭は使い勝手がよ
く何でも4文で売る「四文屋」という現在の100円ショッ
プのような店も多かったようです。

ちなみに時代劇で銭形平次が悪者に投げつけるお金も(寛
永通宝)4文銭です。