先週、日本から出張者が来た。
アメリカは初めてだという。
んでお土産も貰ったのだが、それがなんと落雁。
ちゃんとしたデパートで買ってきたみたいだ。
オレ人生で1回くらいしか食べたことないよ。
確かに日本っぽいしこっちでは売ってないかもしれないけど
チョイスがすごい。今まで買ってきた人ひとりもいなかった。
なんにせよ普段食べないからな。
といいながら食べてみたけど素朴な味で意外と美味しい。
同僚の南米人に勧めてみた。
「これやるよ。先週の出張者のお土産」
「なにこれ?…あぁ!チョコレートな?」
「ちがうわ笑」
「笑笑笑、なんだこれは。食べ物なのか?」
「日本の伝統的なスイーツだよ。大昔に誕生したようなヤツ」
「ふーん」バリバリ…
「多分サムライとかが食べてたんじゃないの」
「…これには特別な栄養素とか入ってるのか?」
「え?別に。砂糖とか豆の粉とかじゃないの。なんで?」
「今夜俺にサムライが憑依して大暴れしたりして!アチョー!」
「苦笑」
なんだと思ってんだよ。
結局普通に美味しそうに食べていた。
豆の風味とか基本好きな人たちだろうからな。南米人は。
今どき何百年も前のお菓子を好んで食べる人は少ないって、
言おうとしたけど南米人は工業が発達する前から食べてそうな
お菓子を今も食べているのを見たことがあったので
それは共感得られないんだろうなと思った。
ちょっと盛り上がったのであげて良かったよ。