最近上海も寒くなってきたね。
今日は蒸気海鮮を食べに行った。
店の入り口には生け簀があり、ここから食べたい海鮮食材を選ぶ。
中国の鮮魚は文字通り、直前まで生きてるってのがポイントらしい。
ズワイガニがたくさんいる。
動かない魚もいるっちゃいる。上海ガニも。
これ以外にも貝類とか、ロブスターとかタラバガニとかもたくさん。
他の客はほとんどいなかったけど、
こんなに使い切れるのかな?ってくらいあった。
逆に食材少ないと心配で食えないか。
いくつか食材を選び、個室の円卓へ。
今回は小さいエビとかホタテ、二枚貝、あわび等を選んだ。
どれも生きている。
ここに海鮮を置いて蓋をして蒸して頂く。これぞ蒸気海鮮。
店員が生きたエビを網に乗せ、
テーブルにあるボタンを押すと天井から透明のフタが下りてくる。
こんな感じで天井からフタが生えてて、電気の力で下りてくる。
んでフタして蒸気が出てきて調理開始。タイマー搭載。
ムダに全自動。
エビは4分程でフタが上がって調理完了。
活きのいいエビなので運良く蒸されないエリアに逃げたやつもいた。
まぁその後店員に捕まり蒸されたのだが。。。
この時点で海鮮には何の味も付いていないので
適当に小鉢につけダレを作ってそれにつけて食べる。
オレは醤油とにんにくと、パクチーでつけダレを作った。
甘みのある美味しいエビだった。
こちらはアワビ。
殻付きアワビの上に春雨と刻みにんにくダレがアホ程乗っている。
これを蒸してそのままで頂く。美味しかった。
この他にもあさりやホタテを頂いた。
食べ終わり、えんもたけなわ・・・
店員さんがやってきて金網を開けると中には鍋が!
実はここに事前に米と水、少しの具材が仕込まれており、
知らぬ間に蒸気の力で雑炊が調理されていたのだという。
今まで蒸してきた海鮮から出たダシがすべて
この雑炊に入っているという寸法だ。頭の良い・・・
最後に店員が青菜を入れて軽く混ぜて完成。
こんな感じで。ちょっとだけつけダレ入れて食べた。
想像通り海鮮のうまみが入った雑炊が出来ていた。
そして最後の最後にデザート登場。
デザートはスイカとサトウキビという・・・
サトウキビは小学校の生活の授業で先生が買ってきてくれたヤツを
かじった以来だった。
まぁクセのない甘みを楽しめる一品ではあった。
スイカも甘かったな。12月なのに。
ということだった。
しかし、食事中に隣の個室から日本語が聞こえてきた。
やっぱ知ってる人はみんな食べるんだなぁと思ったね。
日本ではなかなか見ない料理だけど
面白いし美味しいので満足度は高い料理だった。