中国のレストランや屋台などが密集するエリアで必ず見かけるのが
この人たちはフードデリバリーを仕事とする人たち。
日本でいうウーバーイーツだ。
スマホで依頼を受けて食事をスクーターで運び届けるのが彼ら仕事。
先日病院に行った際に通った田舎の町にもいた。
こんな感じで依頼をダラっと待っている。
よく見ると黄色の他に青い集団も。なんかドラえもんみたいに見える。
これどちらもフードデリバリーなのだが、
客が利用するモバイル決済の提供企業の違いらしい。
黄色はWechatのサービスで利用するデリバリーで、
青色はAlipayのサービスで利用するデリバリーなのだそうだ。
夜になってもせっせと料理を運んでいる。
店から料理をピックアップし、
これからスクーターで客先へと向かうのだろう。
そんなに需要があるのかね?
彼らはコロナ禍より前から存在していたそうだ。
上海においてはかつて、
高層ビルの開発が盛んだった時に
大勢の出稼ぎ労働者たちがビルの建設工事に従事して
稼いでいたらしいのだが、
ビル群の建設があらかた終了してから
開発事業と共に労働者たちはその姿を消し…
現在はこのフードデリバリーに形を変えて働いているとのことだった。
すべての配達人が元とび職ってわけではないんだろうが。
少なくとも7年前くらいには見なかった光景だ。
彼らもまさかフードデリバリーをやるようになるとは
ビルを建てている当時、思ってもいなかっただろうな。
なんか中国は成長が著しく、数年見ないだけで
想像もしないビジネスが根付いているので驚かされる。