アメリカには満足のいくラーメン屋がない。
ラーメン屋自体はある。ここ田舎でも5~6店くらいはある。
でもなんか違う。
一例を挙げよう。
これは家の近所で食べられる一杯14ドルのラーメンだ。
実際はチップ込みで円に直すと1700円ってところだろう。
森、生命、何か壮大な自然を表現しているような一杯。
えのき(なま)、カイワレ、青梗菜、炒めたパプリカとかが入っている。
スープは薄めのしょうゆとんこつ。
チャーシューは美味しい。さすがアメリカ。肉の調理は上手。
麺は完全に伸びている。
ちなみにアメリカのラーメンは95%麺が伸びている。ゆで過ぎ。
なかにはスープ、麺、具、すべてにおいて高次元なラーメンもある。
でも求めている味を100点とするならばそれですら100点ではない。
しかも高い。14ドルっていうのはこの芸術的ラーメンだからではない。
それくらいどれも普通にする。
だから思った。自分で作ってしまえと。
つづく