禁煙オレの場合 | アンダー気味な日記

アンダー気味な日記

オレもいつしか大人よ。

禁煙して2年と半年ほど経った。

それまでは1日に12本くらい吸っていた。

 

禁煙の動機

タバコは自分にとって人との大切なコミュニケーションツールだった。

アメリカに来て数年経ったある日、

ふと人とコミュニケーション取っていない間も、一人でいる時もずっと

タバコを吸い続けている自分に気が付き

それに強い違和感を感じてしまった。

何のために体に悪いものを摂取し続けているのかと。

その結果、禁煙したいなと思った。

 

禁煙ってのは周りに言われてだと決心がつきにくい。

体に悪いよ?とか辞めなよ~と人に言われれば言われる程

辞めたくなくなる不思議。

自分のタイミングで辞めるから放っておいて欲しいと思ったりして、

いざ放っておかれるといつまでも辞めない。言われないから。

みたいな感じだったんだけど。それまでは。

 

禁煙の流れ

そんな経緯を経てひそかにタバコを辞めた。

 

禁煙開始の数時間後からすでに離脱症状が辛くて。

最初の3日くらい非常に辛くて、もうダメ!って思い

薬局でニコレットの12粒入りを購入。

 

ニコレット

噛んでみた…タバコを吸ったときのようにスーッとは落ち着かず、

何やらじんわりゆっくり落ち着いてきたような?そうでもないような?

ニコチンの粘膜摂取とはこんな感じで、

肺からの吸収の早さとの違いにガッカリしたり。

とにかく衝動を抑える特効薬としては頼りないものだった。

結局これだったら別に要らないんじゃないかと思い、

ニコレットは生涯で3粒しか噛まなかった。

 

当然それからもどうしても吸いたい気分が抑えられず、

次に電子タバコを購入してみた。ベイプの方。

 

ベイプ

これがまた良い。

大量のフレーバー入りの蒸気を吸って吐き出せるから、

タバコ吸ってる気にすごくなれる。

ベイプを始めてからは少なくともタバコを吸いたくはなくなった。

しばらく何ヶ月かはそれを続けていたりした。

このまま趣味になるかもと思ったほどだ。

 

でもベイプはニコチンが入っていなかったので

いくら吸っても精神的な安らぎが訪れることは決してなく、

それゆに依存性がなかった。

次第にベイプ自体に飽きてきてしまい、気づいたらベイプは卒業。

そしてそれと同時に禁煙にも成功していた…といった流れだった。

 

辞めた今

今はさすがにタバコを吸いたいと思わない。

周りからタバコ辞めなよと言われることもなくなったし

それゆえに喫煙に対するうしろめたい感情も無くなった。

出先で喫煙場所を探す心配や手間がなくなって気楽。

特にアメリカは探すのが大変だったし。

吸うために外に出て寒暖にさらされずに済むようになったのも良い。

 

これ日本に居たら成功しなかったかも。

飲み会もあったろうし、大勢の喫煙者が職場に居たから。

アメリカの喫煙を許さない環境、

喫煙を誘惑してこない人間関係が良い感じに作用したんだろうね。

タバコに囚われない生活って素敵。