病院で働いていた時に
ちょっと苦手な先輩がいました。
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若いころにとっちめられた
そんな苦い経験もあり、
できるだけ近寄らないようにしていたのです。
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その女性の特徴は
「感情的」でした。
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自分の思い通りにいかないと怒り、
私かわいそうって人前で泣き、
うまくいったときは人を巻き込んで喜びます。
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周りでかかわるスタッフも
この人に振り回されないように
警戒している様子があります。
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見方を変えると
情に厚いので、
患者様には親身に接しており、
信頼関係が築けているようです。
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みんなから距離をおかれるこの人をみて、
私はこんな風になりたくないって
ずーーっと思って仕事をしてきました。
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私の中では
「感情的になってはいけない」
こんな考えをもっているのでしょう。
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いつも冷静に
急な変化にも落ち着いた対応をし、
目の前の悲しい出来事にも
涙してはいけない。
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職場では、社会では
感情を出してはいけないって
決めて生きていました。
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そんなことをしたら、
周りの人に迷惑
嫌な思いをさせて嫌われる
面倒な人だと思われそう
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感情的になる先輩に反応してしまうのは、
自分が感情的になることを
自分に許可していないということになります。
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感情的になる自分を許すのが難しいようなら、
まずは自分ができないことをやっている
この先輩の行動に許可をだそう~
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そうすると平坦な心に
感情が湧き出てくるかもしれません。