ブログへのご訪問ありがとうございます
私は専門家ではないので、家族信託等については、「個人の体験談」として、お読みいただき、ご参考になることがあれば嬉しいです
また、ひとりで抱えていた問題を「だれかに相談してみよう!」と思うきっかけになったのならば、さらに嬉しいです
動いてみると思わぬ解決方法がみつかるかもしれません!
☆実母(87歳)要支援1
一人暮らし 子供ふたり(姉と私)
持ち家あり
お金は日々の暮らしに困らない程度にある
訪問介護 週2回お世話になってます
家族信託しました
→このお話はこちらから 「家族信託」
☆伯母①(91歳)要介護4
一人暮らし→特別養護老人ホーム入所
独身子供なし 持ち家、資金なし
ホーム入所前に借家を片付けて解約手続きしました
成年後見制度 保佐人つけました
他界したのですが、他の親族が受け入れず、私ひとりで看取り、直葬、合祀墓に
→このお話はこちらから「保佐人」
☆伯母②(89歳)要介護5
一人暮らし→有料老人ホーム入所
独身子供なし 持ち家、資金かなりある
自宅を片付けて売却しました(後見人による)
成年後見制度 後見人つけました
→このお話はこちらから 「成年後見人」
☆義父母 ある宗教団体に所属している
私たちは距離をおくことができたのですが、このお話も心の整理ができたら、少しずつ綴っていきます
月・水・金の週3回更新しています
よろしくお願いします
保佐人(第67回)伯母①介護・着物は取っておけと言う母
姉-姉-姉-姉(伯母①)-姉(伯母②)-母-妹-妹-弟
伯母①、伯母②と、母の3人だけ東京に出てきて、他の兄弟はみんな東京からは遠い、〇〇県に住んでいる
※前置き長くて、ごめんなさい!
今日の本文ここからです
着物は取っておいて・・・
伯母①が特養に入所することが決まって、自宅を整理した時の話
自宅の不用品を回収してもらう業者の見積もりを取って、夜まで伯母①の部屋を片付けて、やっと帰宅したところに母から電話
伯母①の部屋の間取りはこんな感じ↓
母「あのね、伯母①が亡くなった時に着物を着せたいから
捨てないで取っておいて欲しいの」
「着物くらい着せないと、○○とか○○(親族の名前)からなんて言われるか、わからないじゃない?」
「世話した私が笑われるのよ、だから着物は捨てないで」
「絞りの着物とか、あったでしょ?」
荷物の確認をした時、母にも状態を電話を伝えて、
いるか、いらないかを確認した
その時、母は
「伯母①の物なんて気持ち悪いから、私はいらない!」
「見たくもない、もう全部捨てて」
と言ったのだ
誰も来ない、伯母①の看取り
母の自宅から伯母①の家まで、タクシー使ったら20分もあれば着く
私が伯母①の自宅を片付けている間
伯母①の家に着て、荷物を見て確認して欲しいと言ったのだけど
母は来なかった
「あなたのいいようにやって」と言った切り
捨てる荷物は、すべて袋詰めしてすぐに搬出できるようにしてきたのにまた、荷ほどきしないといけないのかと
目の前がクラクラした
いや、それよりも伯母①が亡くなった後、着物なんて着せられるのか?
施設で亡くなった場合、それは無理
上にかけてあげることならばできるのか、とも思ったけれど
部屋から出てきた着物は、カビとシミでひどい状態だった
それを着せると?
あんなの着せたら親族になんて言われるか、そのほうが心配だけどなぁ
と何度も言ったけれど、母は折れない
そもそも、親族から無視されている伯母①が、亡くなった時、誰か来てくれるのだろうか?
誰もこないだろう
とこの時は思った
説明しても
「親族になんて言われるか」
「私がひどいこと言われる」と心配する母を
「わかった、わかった」
「きれいな着物があったら、残しておくから」
と、とりあえず納得させる
結局、その後
着物は取っておける状態ではなかったので全部処分
家を片付けたのは2021年4月
その後、伯母①は2022年8月に亡くなったけれど
誰一人、親族は来なくて、私ひとりで看取り、納骨まで済ませた
着物を着せることも、親族があれこれ言うこともなく
私の姉も、母さえも、来なかった
私の母、なにを考えているのだろう
自分のことしか考えていないんだろうな
明日はこのブログはお休み、↓のブログを更新しています
よろしくお願いします
☆難しいこともマンガでわかりやすくまとめているので入門編としては最適
☆筆者の実体験がマンガと解説でわかりやすく書かれています
☆家族信託、成年後見人のメリット、デメリットがわかりやすく書かれています
☆言葉かけひとつで介護の関係性が変わることを再認識した本