こんにちは。
ハイ・パイン・サンキュー!です。
いつもとなりのかがわさんをお読みくださり、ありがとうございます。

 

朝晩は寒いけれど、日中陽ざしが出ると暖かな気がします。

少しずつ春の気配を感じられると良いですね。

 

さて、今回は栗林公園の梅園のお話です。

ここのところ毎年書いているのですが、昨年はちょうど見頃の時期に訪れました。

 

 

毎年梅まつりというのがあるらしく、今年は2/17,18ということだから、ちょうどその頃が見頃なのだと思います。

 

 

さて、今回は珍しく国道11号沿い、北東側の方から歩いて行きました。

角には「三木武吉像」がありまして、太い眉毛で高松の街を見守っておられます。

 

 

 

若い頃、はじめて高松に来た時に、三木武吉さんを存じ上げず「議長に選出される」ほどの政治家だったのか、と思った記憶があります。

議長に選出された直後、公職追放されているので、就任はしていないのですね。

うどんを食い逃げしたり、野次が面白かったり、大物政治家として活躍されていたそうです。

 

そのお隣に、大きな石碑がありまして「淡如雲」という三木さんの自筆の文字が刻まれています。

 

 

 

昭和33年に「香川三木会」が建立したもので、もともとは、今の高松高校の東側、香川県文化会館のあたりに三木武吉さんのお屋敷から移設したのだそうです。

そして、もう一つ加えると、お屋敷は三木氏の前は揚家のお屋敷だったそうで、もともとは揚家の庭石だった、というお話を聞きました。

まだ、そういうお話をご存知の方がいるうちは良いけれど、いずれわからなくなってしまうといけないので、聞いた話でしたが、書いておくことにします。

豪農揚家のお話も、古高松の方から何度かお聞きしたけれど、なかなかすごい…。

 

 

そのまま歩いて東門から入園します。

 

 

 

窓口には海外からのお客さんが半分、日本人の観光客が半分という感じです。

 

まずは北梅林から見てみます。

 

 

わあ、結構咲いていて、辺りが淡いピンク色に変わっていました。

 

 

 

ちょうど来週の梅まつりの辺りが、一番の見頃になるのでは、という感じでした。

 

 

さて、この北梅林には、梅の開花を判断する標準木が植えられています。

毎年12月に日本一早く開花するの梅でしたが、23~24シーズンは、開花の情報が遅れていました。

あれれ、梅の開花を聞き逃していたかな、と思っていたら、

 

 
昨年より34日遅くに開花したそうです。
随分遅かったような、と思っていると、どうやら、このシーズンから標準木が新しい木に変わったのだそうです。
 
こちらが昨年までの早く咲く梅の木。
 
 
そして、今シーズンから新しくなった梅の木です。
 
 

 

彼の梅は 咲いているかと 雷翁

 

 
 
確かに、早く咲く傾向があって、開花したけれど見頃までは2ヶ月みたいなことがありました。
「標準木」だから、より周囲の梅の木の咲き具合と同じくらいになるので、良かったです。
(日本一早い梅の開花もよかったと言えば良かったのですが…)
 
さて、そのまま南梅林へ向かいます。
毎年この時期に南梅林へ行くと、必ずと言っていいほど海外のお客様とご一緒するのですが…、
 
 
今年もご一緒しました。梅の花、海外の方にも人気があるのでしょうね。
 

 

 

 
 
 
よいお天気だったので、大きなカメラを持った方も大勢集まっておられました。
 
 

 

 

 
早春の栗林公園、梅が綺麗に咲いています。
お近くに来られた際には、是非立ち寄ってみてください。
 
それでは、今日はこの辺で。
 
いつもお読みいただき、ありがとうございます。