全てを兼ね備えた現代最高の歌姫でした。
音量、表現力、特に高音の輝かしさを超えて空気を切り裂くような圧巻の歌唱。
2日間それぞれ聴きどころ満載。1日目のリサイタルは、独仏露西伊+母国ラトヴィア語の6ヶ国語を軽々と歌い上げ、2日目はオーケストラ伴奏で後半は十八番のカルメンをたっぷり聴けました。
それでもあえてどちらかを選ぶかといえば、初日です。
欧州内の全く異なる文化圏の作曲家の背景、歌曲とオペラの歌い分けでガランチャの多彩な側面を楽しめたし、歌っている時間も長かったというのも大きい。
オペラ・アリアでは聴かせどころ、盛り上げ方グノー、ベルリオーズ、カルメンでは両日とも演技付き、歌う方向も客席の全方向を意識して声が伝わるような配慮も。
口から音が出ているというより身体全体から発しているような感覚。まさに身体は楽器なのだと思わされます。
オーケストラ、夫君の指揮は勢い任せに聴こえ微妙でしたが、全曲暗譜というのはすごいです。
いつか日本でオペラ出演してほしいものです。

