指揮: トゥガン・ソヒエフ

ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92


ロッシーニ:歌劇『どろぼうかささぎ』序曲

バーバー:弦楽のためのアダージョ

ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行」

J. シュトラウスⅡ:ワルツ「美しく青きドナウ」作品314

アンコール:マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲


26年コンサート始め。例年1月はソヒエフ月間。

今年は1月、11月の2回、N響に客演します。

1月はこの日と、定期3公演の4週間、1月丸々楽しめそうです。

来年の1月分が、ソヒエフがウィーンフィルニューイヤーコンサートの指揮のため、今年の11月に前倒しとなるそうです。


ベト7、35分。14型の通常配置。ソヒエフはこの日も指揮棒なし。

概して早めのテンポでした。リズムも軽やか。

最初の響きの第一印象、明るい!暗い曲想のはずの2楽章も明るい。

ソロ・フルート初め、木管、金管とも好演。

弦はヴァイオリンばかりが目立ち、弦の内声部もしっかり弾いているように見えるのに聴こえにくいのはなぜでしょう。フィナーレはさらにテンポを上げて快速で終焉。

今やサヴァリッシュ、シュタイン、スイトナーのN響時代のベートーヴェンとは隔世の感。リズムの刻み方で重心が違うのだろうと感じました。とはいえピリオド奏法ではないことや、NHKホールではなかっただけでもありがたかったです。

ソヒエフには奇数番より11月の2番、6番のプログラムの方が合うような気がします。


後半の方がより楽しめました。なかなか定期では聴けない珠玉の小曲集。ソヒエフの色彩感が際立ちました。

後半の弦は、前半よりバランスが良く、特にバーバーとアンコールのマスカーニは素晴らしかったです。

1年後のウィーンでソヒエフが演奏する「美しく青きドナウ」は、自分基準では少しゆったりめに豊かに歌わせていました。


この日のプログラムについてのソヒエフインタビューはこちら。

https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/nkyo/interview/135.html


今年もいい音にたくさん出会えますように。