指揮 : ヘルベルト・ブロムシュテット

ピアノ : レイフ・オヴェ・アンスネス

 

ブラームス/ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83

ブラームス/交響曲 第3番 ヘ長調 作品90

 

神がかった先週末だった。思いをしたためようとしているうちに週も後半になってしまった。

 

土曜日は10月来日の98歳ブロムシュテット、3プログラムの最後でようやく初めてコンサートの前半、後半がフルに聴けた。

今年のブロムシュテットは手押し車を自分で押して、驚くほどの早さで自分でスイスイと指揮台に向けて歩いていく。指揮台に登る際は介助が必要だったが、昨年よりも体調が良いのではないか。

 

5日前のビシュコフ&チェコフィルと同様、NHKホールとは思えないほどしっかり鳴っていた。

 

14型で前半50分、後半38分ほど。

アプローチは2曲とも同じ。

加齢するにつれてテンポが遅くなる指揮者が多い中、ブロムシュテットは常に若々しく、速めのテンポで進めていく。辛口で清らかで純度の高い美しいブラームス。

何より本気のN響の弦楽器の熱量が凄い。

交響曲では2楽章終了後、3、4楽章はアタッカで進めた。

チェロのソロ(辻本さん)が前後半とも素晴らしい。泣けた。

この日で今シーズンのブロムシュテットの登場は最後で、花束が贈呈された。

ブログ上で大絶賛のメンデルスゾーンの讃歌を聴き逃したのが残念だったが、毎回が一期一会、ブラームスとシベリウスを聴けただけでも良かった。また来年も、お元気でお越しください。