続きです
私が前日寝たのは12時過ぎ。
帰宅すると待ってましたと娘がお通夜での愚痴を話しまくる
お風呂にだけ先に入らせてくれって事で先にいつでも寝れるようにして娘の愚痴を聞いたので私の睡眠時間は3時間ほどでした。
7時過ぎに従弟①くんと代わるため会館に行き従弟①くんもあまり寝れなかったと…。
少しして来客が。
同じ部落の方が出勤前に焼香に来てくれた。
従弟①くん自宅に戻る前で良かった…。
旦那が着替えていたので変な格好で出てこないように伝えに行こうとすると…
『奥様、お気遣いなく…すぐに失礼しますので。』
『あっ、はい。』
奥様ではあるけど…誰の奥様かは言いませんでした
8時前の控え室に男女がいたらそう見えますもんね…
葬儀場の担当者さんも私が叔父さんと呼ぶので不思議がっていた。お通夜で子どもたちが受付に立ったとき、従弟①くんをパパと呼ばず見たことない人をパパと呼んでるのを見かけてさらに不思議がっていたと子どもたちが言っていた。謎に包まれる私と従弟①くんの関係…もう、笑うしかない
焼香を終えて帰っていたご近所さん。
従弟①くんが
『ごめんね。奥さんにしちゃって』
『いいよ。だって奥さんには変わりないもん。ただ、従弟①くんが旦那じゃないけど、奥さんって名称に間違いはない。説明するのも面倒だから仕方ない。こちらこそご近所さんに勘違いさせてしまって申し訳ない』
従弟①くんは自宅に戻り私たちは着替えをして葬儀の準備をした。
会館に来てから叔父①とゆっくり対面した時間なんてないなぁって思ったけどそれよりも今は葬儀まで終わらせることにいっぱいだった。
一般焼香が始まりその後、葬儀、法事…お別れ式。
棺の中に花や手紙、叔父の好きな物をおさめた。
叔父①と会えるのは最後ですって言われたけどそんな実感がない。棺の中の叔父は穏やかに眠っていた。
従弟①くんが涙をこらえていた姿をみてホントに最後なんだと少しだけ感じたけど、叔母③が亡くなった自分の旦那(叔父③)に似ていると号泣するので思わず…
『叔母③、兄弟だよ。似てるの当たり前でしょ』と教えると
号泣して自分の旦那が今、棺の中の人と兄弟って忘れてしまったらしい
(勘弁してくれよ)
実の妹である叔母④はこんな時でも明るく…
『あんちゃん、あっちにはみんな待ってるからね。ゆっくりするんだよ~』と。叔母④らしい
叔父①が霊柩車にそれ以外の人たちはバスに…私と子どもたちは自分の車で飲み物を運ぶために車列の最後に。
火葬場に到着して霊柩車とバスは入り口付近に停車。
私たちだけ駐車場から駆け足で火葬場へ
こんなに走ったの久しぶり…