葬儀が終わり、日常に戻った我が家。
穏やかに過ごせるわけありませんよねぇ~
数日経ったある日、夜中12:30頃バァさんに起こされました。
『ちょっと起きて手伝ってけろ。
おい、息子
おーい、起きろ』
なんか聞こえる??夢かと思いましたがどこかで何かが聞こえる。旦那を起こしました。
旦那が対応したので私はまたウトウト
『何やってんの??ほら、立って
ほら、足上げてちゃんと歩け』
旦那がブチ切れてる声で眠気も覚めました
どこで声がしてるのか声のする方に行くとサンルームからです。
どうやら、サンルームでうずくまって動けなくなったジィさん。
部屋にはお漏らししたのか畳が濡れた形跡が
急いで掃除をして汚れている、ジィさんの下着とパジャマン交換。布団に寝かせてバァさんに事情を聞くと『分からない』と。自分の寝ている上を通るか、犬の行動制限させるゲートを開けないとサンルームには行けないので物音で気づくはずなのに分からないって…不思議に思いましたが何を聞いても無駄なので止めました。
サンルームはタオル掛けが倒れて置いていた洗濯物も散乱。
泥棒でも入ったのかってくらい荒れてました
とりあえずそのままにして…
寝ました。
寝付けず、1時間ほど経ってまた廊下で
『おっとっと…よいしょよいしょ』とほぼ歩けない状態のジィさんがトイレに行こうとしている
今度は凄い力で照明のスイッチカバーを外す
どうすればあのカバー外す??そのまま、トイレ介助してまた布団に寝かせる…。
おかしい…明らかに歩行がおかしい。前に足が出ていないすり足も上手く出来ていない…こんなことが1時間に1度繰り返される。
時刻はすでに2時半過ぎ。
熱を測ると37.1度。微妙な発熱…この異常な行動と頻繁なトイレは発熱のせいだと思って紙パンツから紙おむつに変更してトイレ移動しないように何度も話して就寝。
2時間後今度はバァさんと共に廊下を歩き出したジィさん
さすがに頻繁に起こすのは申し訳ないと思ったのか自分が付き添うことにしたらしい。
でも、おむつ使用してるんだからトイレに歩かせる必要は無い。
むしろ、トイレに行くと言うことは誰がそのおむつをやり直すんだ??結局、私が起きてトイレ介助の後におむつをやり直し頼むから寝てくれと懇願して時計を見ると5時になっていた
寝れないまま朝を迎えて、旦那を送り出し家事を済ませてジジババを起こしに。
検温すると37.3度。病院に行くには微妙で私は仕事だったので寝かせておくことにした。
ちなみに、水分も摂れるし食欲もある。
歩行は不安定だしなんとなく意思の疎通が取りにくいけど食べる飲むことは口を開けるので様子みることにした。念のため、翌日のディサービスは二人とも休む連絡もした。
仕事を終えて夕方帰宅するとバァさんと揉めている。
『ジィさん、なんでそんなに傾いてるんですか??
ちゃんと座ればいいのに…』とバァさんがジィさんを小馬鹿にしていた。
熱が上がったんだと確信して検温してみると39.3度
押さえ込んで測ったので高かったのかと思い2回目…
38.7度。とりあえず旦那と娘に連絡。
一人ではジィさんの通院は無理なので旦那にはすぐに帰宅してもらい受診できるか病院に問い合わせ。
脱力して傾いて座位を保てないのはジィさんの発熱したときのいつもの行動。それに気づかないお気楽バァさんにイライラした。
旦那と二人がかりで階段を下ろして車に乗せて病院に向かった。