1月19日は長男の命日。
生後1ヶ月で空にかえていた。
私の中から消えていきそうになる長男との記憶。
産声も柊馬を抱いた感触もどんどん薄れていく。
今は仏壇の掃除やお墓の掃除、何が好きなのかは分からないけど…柊馬のために出来ることはお供えして花を飾るくらい。
私の中の柊馬はいつまでも赤ちゃんのまま。
いつもなんとなくお供えとして買うジュースは乳幼児の飲み物。
お菓子もアンパンマンやトーマスのキャラクターのお菓子。
息子に言われた。
『にぃには大きくならないの??いつまでも赤ちゃんなの??』
確かにそうだよね。。。
一緒に生まれた息子は16歳。旦那と同じくらい背も伸びた。
柊馬だけ赤ちゃんのままは違和感だよね。
それでも、なんとなく今まではスポロンやリンゴジュースだったのを今回は息子の好きな炭酸ジュースにしてみた。
『これ俺の好きなやつ。にぃにやっと成長したね。』
息子も嬉しそう。
息子の中ではちゃんと、柊馬が生き続けている。
共に成長しているはず。
あの日から赤ちゃんのまま止まってしまった私の記憶を成長させてくれる息子に感謝しながら今年も1日が過ぎました。
この日はジジババのリモコンバトルのでした
もちろん、あの二人には命日なんてお構いなしです。
もしかしたら、柊馬がいたなんて記憶にもないのかもね