私が今の会社にお世話になった時
初めてタイムカードをこちらで〜と事務所に案内された時
私の横に ススッと寄ってきて
私 わかります？ と言った子がいた
えっ？と見たら
なんと！
おむつしてた頃から知っていた 三女の同級生！！
この子のお兄ちゃんは、長女と小1から中3まで、ずーっと同じクラスだったので
六歳離れてるから ほんとにまだ1歳児の頃から知ってるので
マジに驚いた
その子が
名前見た時 あ〜！○○○のかーさん！だ！ってすぐわかった！
そして実は 私の会社 合併する前は、次女がお世話になってた会社でもあるので
課長は次女をよく知っていて
明日からうちに来てくれる方、昔ラウンジにいた○○さんのお母さんなんですよ〜と事務所で言ってたらしくて
それもあって わかったんだぁ〜と笑ってた
なんて世間は狭いんだ笑
そして 仕事場に行くのに
特殊な場所なので パスができるまで
臨時パスで通過しなきゃならないけど
本パス持ってる人がいないと入られなくて
迎えに来てもらった
すみませーん ありがとうございます！と言ったら
その子がニヤニヤ笑って
私のこと覚えてます？ とまた言われた
え？ え？ え？
ああっ！ もしかしてKちゃん？！
はい！そうです！
なんとぉ！ 長女と高校生の時3年間 マックで一緒にアルバイトをしていた
Kちゃんだった😳
このKちゃんの父方のおばあちゃんが母のお店の常連客で、私もよく知ってる方。
Kちゃんのご両親は離婚されてるので
お父さんのお母さんである常連客のおばあちゃんには もう15年ほど会ってないのだと話していた
実は このおばあちゃん ご実家が由緒ある出の方で
とても品のある美しい方。
世が世なら お姫様な方。
○○藩の藩主のご先祖を持つ方
御縁あって 市内の大棚の呉服商の奥様として とても財を成したお家
そんなところで育った息子がKちゃんのお父さん
ところが 御曹司はだめね笑
離婚したあとも家業を継いではいたものの 放蕩息子。
あっという間に家業を倒産させてしまい、おばあちゃんも8年ほど前に亡くなられてたそう。
結婚した娘に金の無心に来ていたらしくて
私、もう今は5年前から父に会ってないんですよ！
と言っていた
そしてKちゃんが 私と弟の幼馴染で、弟の同級生のNの次男坊と結婚していたと聞いた時は二度驚いた
弟の同級生Nは、34歳で膵臓がんでこの世を去り
私は亡くなる半月ほど前に 病室へ顔を見に行っていた
父の病室の2階上の病室にいたのだ
Kちゃんは次男坊との間に3人産んだが
次男坊の酒癖の悪さで DVを受けて
耐えきれず3人連れて離婚した
額に 傷跡がある
高校生の時には昔は無かった傷跡
そこ、どうしたの？ と聞いたら
前の旦那にやられたんですよ、これ。
と。
このKちゃん、ものすごい美人だ。
おばあちゃんに似ていて品のある美しい顔立ち
長女も 私に おかあ！Kちゃんすっごいきれいだよねぇ〜 と。
ものすごい高い値段の雛人形の顔立ちで、日本的美人。
私も きれいだなぁ〜この子……と思うほどきれいな顔立ちの子。
これが コロナ前の話
で、コロナになって職場が閉鎖になり、
なんだかごちゃごちゃしてるうちに
Kちゃんが遅刻やら 増えてきた
初めは子供さんのことかなぁ と思ってたが
なんと！ 彼氏ができたらしく
その彼氏を送ったりしてて遅刻したらしくて
部長からこっぴどく叱られてたが
ある時
妊娠した と。 籍なんて入ってない
それに彼氏くん その時 23歳
Kちゃんは34歳
年の差11歳………………
Kちゃんのお母さんは 猛反対
子どもたちはどうする！上の子と、13歳しか離れてないのに父親になんかなれないだろう！堕ろせ！と怒り狂ったそうで
でもKちゃんは せっかく授かった命をそんなこと出来ない と言って
生むことを決意 お母さんの家を出て
道営住宅に母子家庭、と言う条件で入居した
そこに 彼氏くんが転がり込んできて
5人の生活を始めたそう。
そして出産 4人目が1歳になるので職場に復帰すると話が出たあと
また妊娠してることがわかった
でも流石に 年子で これはちょっと と堕ろす事にしたが
20週目になっていたので
出産と同じ手順で墮胎しなくてはならなかったらしく
でも 入院してから Kちゃんはずっと泣いていたそうだ
あまりにも泣いていたので
先生が
今ならまだ間に合うよ？ 産むかい？
と聞いてくれて
泣きながら 産むことにしたそうだ
そして 今 子供5人に、旦那さんとなった彼氏さんの7人で生活してるそうだ。
でも お母さんはまだ反対しているので
下の二人の子には会ってないそう。
会ってくれないし、旦那さんにも会ってくれなくて…………
と話してくれた
だから
お母さんは 貴女が一度自分と同じく離婚したことで とても心配してるんだよ。また同じ目にあうんじゃないかって、そう思ってるんだよ、きっと。
だから 幸せにならなきゃね？ お母さんの心配は要らない心配だったね、と思わせるくらい幸せに暮らしたら
きっとわかってくれるから。
それにまだ相手が若いからそれも心配してるんだと思うよ？
だから誠実に生きて、信頼してくれるように頑張らないとね？
と言うと はい と頷いていた
今 1番上の子が 中1で学校に行きたくないと言ってるそうだ。
小6の子もそうらしい
イジメなのか なんなのか 原因がちょっとわからなくて……と悩んでる
1難去ってまた1難
でも 長女と同じ年齢で お嬢様学校を卒業し大学時代には留学までしてたのに
自らこんな苦労かってるなんてね……
私に長女の事を聞いてくる
東京でどうですか？ 働いてるんですか？と。
上の子はKちゃんのとこの3番目の子と同じ5年生で 中学受験のために勉強頑張ってるよ……下の子は幼稚園年長さんだよ 働かないで専業主婦やってるよ
と言うと
高校生の時から東京行きたいって話してたから夢叶ったんですね
東京で働かなくてもいいなら旦那さん、お給料いいんですね……中学受験させるって私立ですよね……
すごいなぁ……
と。
高校生の時 長女が
Kちゃん、私立のお嬢様学校なんだって！3歳から英語習ってたんだって！
いいなぁ〜 バイトも お小遣い足りないから人生経験のためにってしてるんだって！
と羨ましがっていたが
今は逆転してるよう
Kちゃんも旦那さんが頑張って働いてくれるから大丈夫でしょ！と言うと
うち、内装工なので 仕事ある時と無い時があって………… と生活が大変な事を話していた
私の若い時をみてるようで なんだか切なかった
心のなかで 頑張れ！Kちゃん！とエールを送った