秘湯あるある

全国津々浦々 秘湯と言われる場所は、たくさんある。



北海道にも数々の秘湯があります。







今からもう20年くらい前の話。



長女8歳、次女6歳、三女2歳




父の故郷 道南にある町にみんなで行った時




父が秘湯に行こう！ と言い出した





昔からあるその地域では有名で




川のほとりにひっそりと建つ 時代物の建物。




長女は、ここ、何？ホントにお風呂やさん？ というほど寂れた一軒家だった。



暖簾には 家紋入り



戦国時代、時代の覇者として、トップに立ち お寺で部下に殺された武将の家紋と同じ。




嘘か誠か 逃げ延びてきた末裔が、開いた温泉宿 と言う。




父の話だから、ウソクセーな と半分だけ信じた（笑）





小さな内風呂




ガラスの向こうには露天風呂！




夏のいいお天気 川のほとり



内風呂に浸かってる場合じゃない！




母と娘たちで早速露天へ




誰も入ってない？



内風呂には、人がいるのに？




外に出ようとしたその時 そばにいたおばさんが



子供ら、気を付けねばダメだ と言う。




あ、すみません とは言ったが子供らは、騒いでもいないし、迷惑などかけてない。



？？？なんなんだ？ そう思い露天に入った。




気持ちいい！木々からの木漏れ日や、川の音




ああ！これぞ秘湯！




と気持ちよく入っていたら





ブーン ブーン ブーン




えっ？何？何？





頭の周りを飛び回る。





ガラスに止まったの見て うわっ！





アブだった。



でかいハチの仲間アブ



刺されたら腫れ上がり痛みでひどい目にあう




頭にタオルをかぶり、首までつかったが




娘たちが怖がって嫌だァと騒ぐ。



抱いて入っていた三女は、暑がって出たがるし



秘湯を満喫など出来る状態でなくなった。






あ、だから、子供ら気いつけなと言ったのか。




ダメだ！ いられないね。と、母と娘たちとそそくさと内風呂に戻った。



おばさんはもう上がっていていなかった。





せっかくいい景色なのにねぇ と、母もがっかり。




ハチいや！いかない！




と娘たち。



別の山あいの秘湯に行ったときは、蚊の大群に。





旦那が顔を刺されていた（笑）




暑いからよー 出て涼んでたら蚊が寄ってきてよー ひでぇよなぁ



と、刺されたとこをポリポリ描いていた。



秘湯




いいけど



入るなら春先にしましょう（笑）

遊び人

昨日、結局私の誕生日だということをまったく忘れ去っていた旦那は


忘れてるので、当然おめでとうもなく、月が食べられてる！と一人で騒いでいた。


自分から言うのもおかしいので、思い出すかな？と黙っていたけど、今朝になってもなんにも言わない。




結婚してから29年




誕生日に思い出したのは数回のみ。




期待なんかとっくにしてない。



もう、どうでもいい。




やつの頭の中は、週末の釣りで締められている。




そして、私にこう言う。





お前ってよ、友達と出掛けるってないよな！






はぁ？ 私が出かけると言ったら 俺の飯は？何時に帰ってくるんだ？どこ行くんだ？




そう言ってるやつがそういうか？




腹も立つが 実は私は子供の頃から友達と遊ぶということがなかった。




母にも 外で遊ばないの？ お友達と遊びなさい と言われても嫌だった。




それは、次女へと受け継がれたが 友達といると、楽しいのは楽しいが



自分を作るので、とても疲れる。



言葉も選ぶ。



傷つくような言い方をしないよう、気を張る



だから、うちに帰ったら とてつもなく疲労困憊してしまう



それなら うちにいた方がいい 誰にも気を使わなくて済む。




職場では、猫をかぶっていたら毎日のことなので、疲れはてるのもなんだし



言いたいことを言うが、おかげで嫌いと好きとに分かれてるらしい。




辞めれば済むことだから、職場では、気にしない



旦那は真逆だ




職場では、言いたいことも言わず うちに帰ってからぐだぐだと文句を言う。




釣り仲間となら、よく嫌われないな？と思うような行動や、言動をしてるらしい。



もし私が毎週末に 泊まりで出かけたら 文句の百言うやつが、



自分がやるのは平気だ。


クソ遊び人め！




私がどうしようが、かまうな！




妻の誕生日も忘れてるやつに




もう、なんの感情もない





ふふん だ。

御礼

朝、母にメールした。



ありがとうとお礼を言った。




返信がきた。





生まれてきてくれてありがとう だった。





泣きそうになった。





何にも親孝行などしていない。




むしろいつも迷惑ばかりかけているのに。




申し訳ない気持ちでいっぱいになった





16日は長女の誕生日。




私もそう言おう





生まれてきてくれてありがとう と。