これの続き




色々調べているうちにカナダ産小麦が世界的にもパン作りに適しているという事実に辿り着いたんですね。




ここでいうパン作りというのはフワッと高さを出す

🍞←こういうパンとか


モチモチ感を出したい

🥯←ベーグルとか





試して比較したわけではないんですけど日本産(北海道産)はネットでみる限り、しっとりフワフワ(エアリー)感をもっと追求したい場合に使うといいのかなーという解釈電球



ちなみに、乃がみとかに志かわあたりの高級食パンはカナダ産を使っているそうですね。






イギリスにもカナダ産強力粉はいくつかブランドがあって割とどこにでも売っている。イギリス産の倍くらいしますが1キロで£2くらいとお手頃。


てかね、イギリス産が1キロ£1以下という破格なのですコインたち粉と根菜だけは激安なんだよなーこの国。


ちなみにフランス産の例えばバケット用小麦粉T65は定価で買ったら£3オーバーでどこにでも売っているわけではないんですよ。。普段使いにはカナダ産が一番バランスが良さそうウインク



と、ここまで鬼検索した上で買ってみた。


じゃん!パナのHB。
これはPanasonic EUだけど日本のレシピとも互換性があるはずと踏んだ上でこちらを選択。



デカいよ。。。



小さめトイレくらいのサイズでだいぶ置き場に困る出立ちアセアセ
サイズ比較でA4の取説と標準サイズのバナナ🍌を並べてみたが。わかるかな。


早速初心者なら誰でも通る食パンから始めてみたグッ


弾力があるフワフワ食感になりま〜す!写真じゃわかりづらいけどw




メインで使ったのは下にあるカナダ産のvery strong flour。何度か作って使い切ったあとに同じブランドのstrong flourが安売りしてたから同じように使ったらまさかの罠が滝汗

Very strong の1/3くらいしか膨らまない。そして美味しくない。何度かやっても結果は同じで全部石みたいなパン🪨



羽なんてビルトインですかってくらい食い込んでいてパン割ってようやく外せたわアセアセ


原因不明で自信喪失しながらvery strong flourをまた買ってきて袋よーく見比べたらstrong flourの方にはカナダ産って書いてないんだよね。


初めはこのAllinson’sっていうブランド自体がカナダのブランドだと思っていたから両方ともグルテン量だけが違うだけかと思っていたんだけど実は産地も違ったタラー



これが同じ強力粉という分類でも小麦の産地によって全然顔つきが違うという証拠。



プロテイン(グルテン)量とか、吸水率とか灰分率違うとかなり出来上がりが変わってくる。






小麦が育った土壌の質が違うから小麦もそれぞれ異なる性質を持つ。


生き物の進化と同じでその場、その時代に適応する産物が主流となりその地に根付く。

食文化のルーツって気候条件、民俗学、地政学、地質学条件などなどが複雑に絡まり合っていて探ってみると面白そうですね。




と、ここまで在外邦人の頭に一度はよぎるであろう海外にありそうで実はないフワフワパンはカナダ産小麦🌾で再現できると書いてみました。




が、私が好きなパンはバゲット🥖なんです‼︎
あとカンパーニュとか。



フワフワパンも全然嫌いじゃないけどそれほどでも。。って感じなんですよね。




でもね、調べるとパン作りで一番難しい上級者向けのパンってバゲットに代表されるハード系フランスパンだそうガーンゲロー泣


知恵袋にはこう書いてある。


使う小麦粉の選定・捏ね方・発酵のさせ方・成形の仕方・クープの入れ方・オーブン温度・蒸気のかけ方 、この全てがうまくいかないと良いパンは焼けない。


レベチの難易度。。ポーン



パン職人の経験則から編み出される微妙な加減は私には判断できないので、捏ね上げから一次発酵くらいまでは機械で安定的に仕上げようと思ったのがHBを買った本当の理由。
フワフワパンはぶっちゃけどーでもいいw


ま、売るわけじゃないので自分が納得できる段階まで持っていけたら良いなと思っている。

幸い時間はたっぷりあるし笑




日本にいたら絶対やらないことリストがまた増えました!


つづく