すでに一週間以上経過してしまったが、先週の日曜日、東京都市町村総合スポーツ大会の3000m(男子50歳以上)に出場してきた。天気は快晴。気温37度。絶好の長距離日和だ。
大会名に「市町村」とあるように、この大会は市町村の対抗戦の形を取っている。順位ごとに得点が決まっており、その合計点で争われる。市町村を代表して走るので、この大会に出られるのは、選考会を勝ち抜いた精鋭だけだ。と言いたいところだが、詳しくは省略するが、出ることは簡単だった。
スタート30分前に招集があったり、前後に付けるゼッケン以外に腰ゼッケンがあったり、トラック特有のお作法に戸惑いながらも、無事スタートにつけた。
得点が与えられるのは6位までなので、7位以下は得点上はビリと同じ扱いになる。去年の結果をみる限り6位に入るのはかなり難しそう。でも作戦はちゃんと用意してある。前半はゆっくり走り、暑さで失速する上位の選手を後半抜くという、ウサギと亀作戦だ(笑)。
エントリー選手は21人。まずは10番前後につけたい。スタートして位置取りが決まったところで順位を数えてみたら12位。真ん中より少し後か、とその時は思ったのだが、あとでビデオを見てみたら、14人しか実際には走っておらず、このときはまさにビリ争いをしている最中だった。
マラソンでは本番は練習よりも楽にスピードが出るので、それを期待していたのだが、ときどきガーミンを見るとスピードはさっぱり。途中からタイムを気にするのはやめて、順位だけに集中するようにした。
前の人のピタリとついて、ペースが落ちたと思ったら抜いて、その前の人につく。これを繰り返していこうと思ったが、だんだんとばらけてきて、残り1キロあたりからは単独走になってしまった。
テレビでトラックレースを見ていると、ラストの1キロはペースが上がったりするものだが、なんちゃってアスリートにはそんな芸当はできない。ペースを維持するようにするので精一杯で、結局、11分10秒の8位でゴール。順位としては6位までもう少しだったが、タイムは20秒も離されたので、全然惜しい感じはせず、「作戦」は不発に終わってしまった。
ということで、アスリートとしての初戦は、少し残念な結果となってしまった。が、私の活躍のお陰で、チームは男子総合2位。次回は戦力外通告かな(笑)。