ツールド103出場(2024) | 自転車旅(がしたいおじさん)のブログ

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2022/04タイトル改題
ブログスタート時はアラフィフ(50前)でしたが、ついに真正の50代を迎え、更に自転車沼に深くハマりつつあるおじさんライフを不定期で綴ります。

玄関を出ると、昨日までの晴天が嘘のような一面の曇天。
と言うか路面は既に濡れてるし、時折雨粒もぽつぽつ落ちてくる。
雨が降るのは分かっていたけど、予報より早すぎる…

 

と言うことで、ツールド103出場の朝を迎えました。

ちなみに当日朝は4:40起床。
車でスタート地点のとらまる公園まで行く予定だったのが、急遽自走に。
(嫁さんの職場で急遽シフトの欠員が出たらしい)
まあ仕方ないよな。

 

スタート地点のとらまる公園までは約20㎞なので、寄り道せずに行けば1時間弱。
5:15頃自宅を出発し、きっちり1時間で現地到着。

 

とりあえず受付を済ませた後、今日1日一緒に走るK氏と合流する前にお久しぶりな面々とご挨拶。
(ブルベで時折一緒になるMさんとだけはスタート前に合えなかった)

その後K氏と合流し、帰りの着替えだけ車に置かせてもらい、改めてスタートに備える。

 

定刻通り開会式が始まる。

実行委員長、東かがわ市&さぬき市市長の挨拶に続いて、国民民主党党首玉木雄一郎氏の秘書の方が代理でいらしてました。

 

ちなみに自分の勝手な予想ですが、「玉木さん雨男説」があります。(玉木さん、すいませんw)


自分が初出場した2018年と、出場を見送った(エントリーが間に合わなかった)昨年の2023年はほぼ全日雨模様でした。
そしてそのどちらも玉木さん本人が来賓として見えられてました。
今回は予報は雨となってるけど、本人はいないので、果たして結果はどうなるか。
 

開会式を終え、その後順次スタート。
ツールド103への出場が6年ぶりとなるK氏に合わせて走るため、二人で作戦を検討した結果、
「平均速度が遅い=スタートが遅いBグループの最初の方でスタートし、時間いっぱいかけて走る」
という案で行くことに。

Aグループのお尻の方に位置取りし、Bグループが出走し始めて4番目くらいでスタート。

 

とりあえず最初はいつも通り。
与治山の登りに入るまでは幹線道路を避けるため、細い入り組んだ道も通るためペースも遅め。
ヒルクライム突入手前でガイドライダーがトイレ休憩を入れてくれた。


若干の小休止を挟んでヒルクライム開始。
と言っても与治山は海岸淵を走るだけの、最高地点でも100m無いくらいの登り。
ほぼグループは崩れることなく山を走破し、抜けたところにある安戸池のほとりで集団をまとめなおして再出発。

いつもは凪いだ水面の安戸池ですが、今日は風があるため波が立ってます。
東向きだと向かい風になり少々キツめ。

 

その後も海岸沿いを流して、引田のセブンイレブン前でR11を横断、内陸側の道に移ります。

セブンの横を通過する際、店からちょうど出てきたチームSprossのはやはやさんと合流。
スマホしか持ってないため、エイドを除くとコンビニでしか補給できないから飲み物買ってたそう。
走りながら近況の交換。
先月乗鞍に登りに行ってたらしい。
いーなー。自分も一度は行ってみたい。

 

ルートが西向きに変わったおかげで追い風になり、ハイペース巡行しているうちに第1(福栄)エイドに到着。
この時点で結構腹ペコ。
家を出る直前に食べてはきたけど、もう結構時間経ってるしなー。
補給食のバナナは食べ放題とのことだったので、お言葉に甘えて2本頂きました。

先月のライドで寄り道したときにも撮ったSL。

SLの脇(駐車場出口)で集団をまとめなおしてたので、それに合流して再スタート。

ここからは当分登り。
次の五名エイドまでのカロリー消費区間。

 

前回出場はGUSTOだったのでスイスイ登れた記憶はあるけど、今回はまたCAAD OPTIMOなので車体は重い。
ただ34Tのスプロケに替えてから何度もブルベに出てるので走り方はわかってる。

コイツでの登りはとにかく無理はしないこと。
ちなみに登りに差し掛かってすぐに少し雨が降り始めたけど、本降りになる前に止まってくれた。
その後もへろへろと登って、峠を越えて少し下ると第2(五名)エイド。

 

今回一緒に走ってるK氏は到着後いろいろ写真撮ってたけど、自分は後で撮ろうと思ってて忘れたw

撮ってたのはこの一枚だけw
今回は猪肉のそぼろ丼でした。
見た目よりはクセが少なくて、おいしくいただきました。

 

ちなみにここまでで40㎞弱走ってますが、意外にボトルの中身が減ってない。
あまり暑くないし、各エイドでもポカリを1~2杯もらってるんで、この分なら最後まで1本だけで行けるかな。

 

ここではガイドライダーの集団まとめを待たずに任意で再スタート。(長い登りなので、集団がすぐばらけるから?)
R377を登りなおし、分岐から県道2号に入って北上、大川ダム経由でみろく方面へ。
登りの高度はR377の最高地点と同じ300mにやや届かないくらい。
淡々と登ってると市の境の看板が見え登頂完了。
下りに入ると舗装が綺麗になってて、みろくまでは超快速。

 

県道10号に合流したところで、道の駅みろくの隣のセブンイレブン前に到着。
ここの駐車場で集団をまとめなおすときもあるけど、このときはそこまで人数がまとまってなかったので、そのままコースに沿ってJR神前駅方面へ。
駅前をスルーし、踏切を渡って少し走ると、第3(タイレル)エイド。
香川が誇るオリジナルフレームメーカー、タイレルのファクトリーです。


ここでのエイド食は、これまた定番のかなたまキッチンのプリン。


玉子の味がしっかり残ってて、かつバニラの風味も効いてます。
いつもながら絶品。

今更ですが、今回自分はCAAD OPTIMOブルベ仕様で出走。

K氏の愛車はBIANCHIのVIA NIRONE 7。

元を辿ればK氏と同じく元同級生のI氏から譲渡されたもの。

年式的にはやや古いものの、コンポは6700系アルテグラに交換済みという、見た目よりはかなり走れる一品。

 

休憩を終えて出発しようとしてたら、ちょうどガイドさんが次の出発集団をまとめてたので、最後尾に付かせてもらう。
ここからのルートは鴨部川を下り、河口に出たところからは大串半島先端までのヒルクライム。
昨年10月末のブルベでは、興津海岸側からのとんでもない斜度の道を登らさせたおかげで足にきて、足攣りしながらひーこら登りましたが、普段の足ならそこまでキツイ斜度の道ではないので、淡々と登ります。
ただ昨年の情報では、先端の自然公園が工事中で、その手前にあるさぬきワイナリーがエイドになってたとのことだったので、最後の公園前の坂までは登らなくて良いものと安心してたんですが…

 

甘かった(笑)
公園の工事がほぼ終わってて、芝生の広場も既に先月オープンしてたとのこと。
そのため、エイドのテントも芝生広場に立てているため、結局そこまで登る羽目に(笑)

公園手前の最後の坂がキツイんだ…。

建物がきれい&おしゃれに生まれ変わってます。

ちなみにここでのエイド食はこれまでうどん(一回だけところてん)でしたが、

今回はおにぎりとにゅうめん。
おにぎり一口食べて、
「塩味薄い…? じゃなく、しないw」
付け合わせに醬油豆入ってるので、塩分はそっちで補給して、ってこと?
あとにゅうめんも味噌味うすい。
まあ今日は曇ってるおかげで汗もそこまでかいてないし、カロリー補給だけとみれば必要十分か。
ちなみに新オープンした公園の芝生広場は、駐車場から広場への進入路が石畳になってるので、ロードは下りて押さないと入れません。
パリ―ルーベごっこがしたい人にはいいけど、恐らくパンクする上に、しかも見つかると怒られると思うのでお勧めはしません(笑)

 

公園の工事が始まってからも大串は何回かきてるけど、ここの写真が撮れなくなってたので、久々に撮影。

天気が良ければね~。

 

駐車場でトイレを済ませて再スタート。
たった今登ってきた道をそのまま下り、途中の分岐を左折してワインロードへ。
途中でまた雨がぽつぽつ降り始めるけど、これまた本降りにはならずにすんだ。やれやれ。

そしてコース沿いに進んで、志度カントリークラブ前の激坂に突入。
斜度が10度程の道が1kmちょっと続く、多分103のコース上の最難関。
普段走り馴れてない人はここで押し歩きするのも珍しくないし、25T/28Tサイズくらいのギアで走ってる人もかなりつらそう。
一昨年自分がGUSTOでここ走ったときはそこまで辛くはなかったけど、その時は自身のコンディションも悪くなかったし、それ以上にバイクの性能に助けられてたんでしょうね。
ちなみに今回はブルベ仕様のCAAD OPTIMOなので、34Tがあるから遅いけど登るだけなら余裕。
距離的にはこれ以上長いと多分途中でアウトだけどw

登り切ったところでガイドさんが待ってくれてたので、引いてた集団が全員登り切ったのを確認してから再スタート。

 

そのまま道なりに進んだところで、ガイドさんおすすめの絶景写真ポイントで撮影休憩。

K氏と一緒に撮ってもらいました。

ちなみにこの場所、2021年出場の折、一緒に走ってたはやはやさんとドリンク休憩したのと同じ場所。
そのシーズンだけはコロナの影響で開催月が7月にズレこみ、暑さがヤバくて、ここの木陰で休憩しながら冷えた炭酸を流し込んでました。

 

さらに道なりに進んでいくうちに、体に当たる大き目の雨粒を感じる。
これまでにも途中何回か雨粒を感じながらも、幸い本降りにはなってなかったんだけど、この時は徐々に降りが強くなっていく気配がありました。
予報では元々13時以降雨との予報だったんですが、この時14時ちょうどくらいで、むしろこれまでよく持った方。

R11を横断する交差点の前に、道沿いにあった倉庫の屋根下に入り、合羽を着る。

(と言うことで、ここから先は写真はありません)
ほとんどの人は自分と同じく雨支度をしてたけど、ガイドさんや他一部の人はそのまま走るよう。

R11を横断し、津田川沿いを走って、途中左折し南下、再度津田川に出たところで東に向かい、県道2号(津田川島線)に出たところで北上、津田IC入り口前を通過し、R11に再度出る直前に右折し、R11に沿って走る脇道を通って次のエイドとなる大川オアシスへ…
と文字に起こすとこうなるんですが、何回走ってもこの辺に道ごちゃごちゃしてて、覚えたりソラで走ったりするの絶対無理w

最後の大川オアシス手前にある押しボタン信号を渡って、歩道走行で第5(大川オアシス)エイドへ。
ここでは補給は毎度のごとくエイド食なしのドリンクのみ。
いつもならここで店(コンビニ)に入ってアイス食べたりしてセルフ補給するんですが、雨が強まってきてたし、気温もそこまで高くないため、今回はスルー。

雨宿りしてると、ブルベ仲間のMさん&Nさん発見。
お二人とも今回はガイドライダーとして走られており、どちらもショートコースのガイドだったのでコース上で会うのはこれが初めて。
ちなみにNさんはスタート前にあいさつしてたんだけど、Mさんはお会いできてなかった。
挨拶に行こうとしたら、ガイドしてた他の出場者たちとスタートしてしまった。
またゴールで会えたら声かけよう。

トイレに行ってたK氏が戻ってきたのでコースに復帰。
ショートの参加者に伴走してるMさんに追いついたので声をかける。
今回ほとんど話できなかったから、また後日LINEしておこう。

山田海岸沿いの道は多少アップダウンはあるけど、距離は大したことないので、抜けて下って、その先で南に折れると、あとはもうゴールまでほぼ一直線。
 

R11の交差点を通過し少し走ると、とらまる公園入口への右折。

駐車場誘導路に入ればもう集団の列を形成する必要がないので、ここで一気にゴールスプリント!

…をかけたものの、緩い登りの中腹で足が売り切れ失速。

後からスプリントをかけたK氏に抜かれてしまいましたw

 

何はともあれ無事ゴール。

時刻は15時を少し過ぎたところ。

作戦通り時間いっぱい堪能させていただきました。

 

 

ゴール受付を終えて、今回はゴールでのエイド食となった暖かいうどんをいただく。

(濡れてて両手もふさがってたので、写真が撮れなかった)

 

お約束の記念撮影を終えたら撤収。

 

帰りはK氏の車に積んでもらいました。

ブルベとかではやむを得ないときもあるけど、イベント走でもう走り終わってるのに、更に自宅まで雨中の自走なんてどんな罰ゲームかと。

(2018年がまさにその状況で、さらに水没でスマホまで壊すというおまけつきw)

帰りにカフェに寄り道し、月末にまたK氏と行く予定のライドの段取りを相談して、その後家まで送ってもらいました。

 

さて、冒頭の玉木さん雨男説の検証ですが、途中から降り始めたというところで、判断は保留。

来年はぜひ玉木さんご自身にお越しいただき、そして快晴に恵まれることを祈っております。