【土用の丑の日】韓国 | 【かほり放送局】

『ゲテモノ食い』

土用の丑の日がやってくる。韓国でも夏に滋養強壮食を食べる習慣があるが、

ウナギではなく参鶏湯を食べてスタミナをつける。

奇妙?単純? 韓流の方程式「食文化」の対立「動物愛護」と問題…繰り返される頭の痛い問題

犬肉食は朝鮮半島の食文化いわゆる古くは“猫”や“黒い犬”が縁起の悪い動物といわれたが、

“犬鍋”を食べるの事です。ワイルドなイメージがつきまとう料理だ。

自分の精力絶倫ぶりを自慢する人も、犬肉食には伝統があり、それで暮らしている人たちもいるのだ。

当然、犬の生産者や料理店は新しい動きに猛反発。

「牛や豚は食べるのに、なぜ犬だけがダメなのか!」と怒りを爆発させている。

養犬業者らが犬肉を食べて気勢を上げる対抗デモを行ってきた。

両者の溝は埋まりそうにないこれまでも動物愛護団体が犬肉食への反対デモを行えば、

犬肉食の禁止は80年代から断続的に浮上しては立ち消えとなってきた問題。

今の尹錫悦大統領も愛犬家として知られるが、この議論に終止符を打てるとは思えない。

大統領選では対立候補が「犬の食用禁止」を公約に掲げていたのに対し、

尹大統領は食文化にも配慮しながら「食用犬」という言葉を用いて動物愛護団体を怒らせた。

実際、犬肉離れは急速に進み、消費量も減少しているというが・・・

国際社会からの批判に加え、昨年、韓国政府は犬食禁止に向けた議論を始めると決定。

韓国でもペットを飼う人が増えて動物愛護に対する関心が高まっているからだ。

先月、大統領夫人の金建希氏が「犬を食べる国は韓国と中国だけ」と批判的な発言をした

結論を出せずに数十年が過ぎている。

“精がつく”といわれるスタミナ食は頭の痛い問題でもあるのだ“