『日本卓球女子界をけん引した福原愛 』引退表明
⦅「やりきった」 結婚、出産経て29歳の決断⦆
卓球女子の12年ロンドン五輪団体銀メダル、16年リオデジャネイロ五輪銅メダル
泣いて笑って、また泣いて、幼い頃から親しまれてきた福原が、30歳を前に大きな決断を下した。
「競技活動についてのご報告です」と題して3カ月半ぶりにブログを更新。
3歳で競技を始め、幼い頃から“泣き虫愛ちゃん”として親しまれ、卓球人気をけん引。
11月1日の30歳の誕生日を前にラケットを置き、今後は卓球界のさらなる発展に尽力する。
「新しいお仕事などに携わる中で、周りの方々が私に求めるものが、これまでと違ってきていると
感じることもありました」。そして、「最近ようやく自分の中で答えが見つかりました」と説明した。
卓球界のさらなる発展に尽力する。
「卓球以外のことをほとんど経験したことがないので、皆様にご迷惑やご心配をおかけする
こともあるかと思いますが、一歩ずつ前に、自分らしく、人生を終える時に今日のようにやりきった、
と思える日々を過ごせるよう、これから邁進(まいしん)していきます」。
福原の第二の卓球人生が今、始まった。 |