【自律操船】 | 【かほり放送局】

【大島造船所 自律操船システム開発へ】

大島造船所(長崎県西海市、平賀英一社長)は三菱重工のグループ会社

日本最大級の電池駆動船に搭載し、

自動運航の技術確立を目指MHIマリンエンジニアリングと自律操船システムを共同開発する。

システムを搭載する電池駆動船は「e-Oshima」(290トン)。

全長35メートル、幅9・6メートル、定員約50人。普通車を十数台収容できる。

造船所内の桟橋に充電設備を設け、容量約600キロワットアワーのバッテリーで推進力と船内電気をまかなう。
電気を推進力とすることで、二酸化炭素(CO2)の排出抑制や騒音減のメリットがある。

自律操船は(1)事前に設定した経路や速度の保持(2)衝突や座礁の防止

(3)離着岸を支援-する機能を持たせたシステムの開発を目指す。

小池副社長は「これまでバルクキャリアー(ばら積み貨物船)に特化して造ってきた。

今回の船は新たな挑戦の一歩。自律操船機能でヒューマンエラーを防ぎ、電動で自然環境に配慮する。 

船の世界でも一つのモデルになると考えている