子育てママ応援カウンセラーいとうともよです。
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早生まれで発達の遅い子が心配なママへ。

 

 

 

私の幼少期のこと。

 

 

幼稚園に入るまで

埼玉で生まれ育ちました。

 

 

赤い車が大好きで

髪は短く、ズボンばっかり。

お人形遊びより木登りが好き。

いつも男の子と遊んでいました。

 

 

 

家の裏は林。

すぐどこかへ行ってしまうので

母は鈴をつけていたそうです。

 

 

 

幼稚園入園のタイミングで

転勤が決まり名古屋に引っ越し。

 

 

でも入園すると

「女の子」に憧れるようになり

髪を伸ばして

スカートをはきたがるようになりました。

 

 

 

お友達とは上手に遊べませんでした。

 

 

 

3月の末生まれ。

おそらく発達も遅かったのでしょう。

 

 

 

女の子がよくやっていた「おままごと」は

当時の私には高度すぎて

何をやっているかわからない。

 

 

 

一緒にいても

相手をイラつかせたり怒らせるし

自分もつまらないので

たいていひとりで遊んでいました。

 

 

 

一番好きで夢中になったのは

「ひとりあやとり」

 

 

ひとりあやとりは

誰かを傷つけないし

できないことができるようになると

達成感も得られるし

紐が一本あればどこでも遊べる。

 

 

素晴らしい魔法の遊び道具!!

 

 

 

あやとりを通してだったら

女の子ともコミュニケーションがとれました。

うん、のび太みたい。

 

 

初めての運動会では

途中で観覧席にいる母親のところへ

「かえりたい!」と

泣きながら訴えたそうです。

 

 

年長さんになっても

相変わらずなじめず

 

 

9月の連絡帳には

「ともよちゃんが先生と話してくれました。

とてもうれしいです。」

なんて書いてありました。

 

 

4月に年長さんにあがっても

1学期間先生と話しもできなかったなんて

大変だったろうな、お互いに。

 

 

 

幼稚園生活は

残念ながらツライ記憶の方がたくさん。

 

 

楽しかったのは

「おいもほり」と「お遊戯」かな。

 

 

その頃から踊るのが好きで

これだけやってたらいいのにと

何度思ったかわからない。

 

 

一番つらかったのは

「工作」の時間。

 

 

 

おそらく指先も知能もまだ未発達で

上手に動かせなかったし

理解が遅かったんだと思います。

 

 

 

先生が作り方を

何度もくりかえし

ゆっくり丁寧に

個別で教えてくれても

 

 

全然理解ができず

同じように作れませんでした。

 

 

 

どうして作れないのか

自分でもわからない。

情けないし

できあがる作品はヘンテコだし。

 

 

 

先生は途中からイライラして怒ります。

最後は「もう、このまま終わりにしましょう!」

って突き放され、見放され

この世の終わりのような気持ちでした。

 

 

 

たいてい作品はお教室に飾られます。

 

 

 

いつもほかの子に見られないように

後ろの方に隠すように置いてました。

 

 

悲しくて情けない

今でも涙がこぼれる記憶ばかり。

 

 

 

手指を使う作業はもちろんのこと

ゼロから何かを生み出すことも

とても難しいものでした。

 

 

「工作」って自分のアイディアや

思い描く世界を

少なからず表現することが

求められます。

 

 

定期的にあった「粘土」の時間が

その最たるもので。

 

 

 

粘土が好きな子は

次から次へと楽しそうに作る。

でも私は何を作っていいのか

まったくわからない。

浮かんでこない。フリーズ。

 

 

仕方がないから

お隣の子の作品を

盗み見しながら作ってました。

 

 

途中で真似してるのがバレて

「真似しないでっ!!」って怒られて

やっぱり途方にくれたことを

今もハッキリ覚えています。

 

 

 

これはその時のことを書いた記事。

↓↓↓

 

 

 

先生はね

「なんでも好きなものをつくっていいよ」

って言うの。

 

 

でもね、何も思い浮かばない子もいる。

 

 

作れないでいると

「なんでもいいから作りなさい」

と言われる。

 

 

 

でも一番簡単な

ニョロニョロへびさんを

大量生産していると

「へびばっかり作ってないで。」

って言われる。

 

 

 

お隣の子には

「真似するな」と言われる。

 

 

簡単に追い詰められます。

 

 

 

 

 

おそらくそんなことの積み重ねで

 

 

「誰も助けてくれない。」

「人の真似をしてはいけない。」

「みんなと同じようにできないといけない。」

 

 

こんなルールを

自分で作ったのでしょう。

 

 

これは私が成人して結婚して

子どもを産んで心屋に出会うまで

ずっと抱えていたルールでした。

 

 

 

子どもにはいろんな子がいます。

 

 

 

特に幼少期は成長のスピードが

早い子とのんびりな子で

大きな差が出ているのは事実です。

 

 

長男が幼少期グレーゾーンで

発達センターに通っていたので

とてもよくわかります。

 

 

でもいずれ追いつくことが多いです。

 

 

多少の偏りはあっても

ひとつの「個性」として

十分にやっていけるだけの

成長が見込めます。

 

 

私は小さい頃から今まで

「何がしたいのか」

「何を作りたいのか」

そういう質問がとても苦手でした。

 

 

なので、人からそれをたずねられた時に

何も出てこない子がいても驚きません。

 

 

ただ、ビックリして固まってるだけかもしれない。

 

 

時間が必要な子もいます。

 

 

もっとリラックスした環境なら

アレコレやりたいことが

出てくるかもしれません。

 

 

 

ただ、慣れてないだけのこともあります。

 

 

そんな場合は

「こういうのをやってみたらどう?」

とある程度できあがったものを

モデルにして真似をさせたらいいんです。

 

 

最初いろんな物を真似していくうちに

自分のオリジナルを入れ始めたり

「こういうの作りたい!」

という気持ちがわいてくることもあります。

 

 

 

私は誰よりも

「できない」ことへのコンプレックスが

強い子どもでした。

 

 

もし今、幼稚園になじめない。

みんなと同じようにできない。

というお子さんを抱えて悩んでいるのなら

大丈夫だから

もう少しだけ世界を広く見て

待ってみよう。

 

 

 

 

 

まだまだ先は長いよ。

 

 

 

小学校3年生くらいになると

だいたい同じくらいに追いつきます。

 

 

大切なのは

そんなお子さんを否定しないこと。

 

 

周りとのペースがちがうことに

自分でわかっていない子は

おそらくのびのびやれるでしょう。

 

 

でも、私のように

「みんなと同じようにできないことがわかってる子」は

 

その子のペースでやればいい。

今できることをゆっくりやればいい。

できることもあることを教えてあげること。

 

 

今できる、今あることを伝えていくことが

小さな自信につながるし

自分は大丈夫なんだという

肯定感につながっていきます。

 

 

 

心配だけどね

だいじょうぶ。

 

 

 

その子のもつ

優しさやおおらかさや繊細さが

宝物となり

いずれまわりの人から愛される人に

育っていくと思いますよ。

 

 

 

 


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