がんばり屋さんの心に寄り添うカウンセラーいとうともよです。
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元日はいつも実家に帰省します。

 

 

毎年兄弟家族もあつまって

姪っ子甥っ子ちゃんたちの成長具合を見るのが

楽しみのひとつです。

 

 

 

帰省するのは元日の午前中。

出発がてら地元の神様に

ご挨拶に行きます。

 

 

家族みんなでお詣りをして

そのまま実家に向かうのです。

 

 

 

だけど今年は帰省はなし。

えぇ、コロナの影響で自粛です。

みんなで家にこもってのんびり過しています。

 

 

 

夜はそれぞれが好きな時間まで起きているし

お風呂に入る人もいれば入らない人もいる。

 

 

 

朝も起きてくる時間はてんでんバラバラ。

お昼になってもまだ熟睡してる人もチラホラ。

 

 

 

まぁ気持ちがいいほど自由に過してます。

 

 

 

それはそれでとても気楽。

ひとり家事をやってはいるけれども

時間に追われることもないし

一日かけて洗濯していたりします。

 

 

 

だけどどうしてもやりたいことがひとつ。

 

 

 

それが毎年恒例

元日に行く地元神社の初詣。

 

 

 

何年もずっと続けてきた

家族みんなでいく初詣だけど

今年は行くタイミングがない。

 

 

全員で行くことはあきらめて

旦那さんに一緒に行ってくれるよう

お願いしました。

 

 

 

一応子供たちにも

一緒に初詣に行くか声をかけたけど

即答でお断りされましたよ。

 

 

 

 

毎年参拝のあとはいつも写真を撮ります。

今日は旦那さんが私ひとりだけを撮ってくれました。

 

 

 

私「ひとりでも写真撮るの?」

夫「あたりまえでしょ。」

私「ひとりなのに?」

夫「こうやって少なくなっていくんだよ。」

 

 

 

そうなんだ。

 

 

今年の参拝は

なんだか寂しいなぁ

なんだかつまんないなぁと思っていたの。

 

 

 

子供たちが一緒じゃないからだ。

 

 

 

なんだか、、、、

一気に年をとった気分。

 

 

 

 

毎年元日に旅行バッグを車に詰め込んで

家族全員で出かけるのはなかなか大変。

 

 

 

イライラすることもあったし

「早くしなさい」と怒ることもあったし

実家で首を長くして待っている両親のことを思って

焦りながら参拝しているときもあった。

 

 

 

でもいずれみんな

大きくなってこの家を出ていく日がくる。

 

 

 

いや、こないかもしれんけど

でも家族そろって実家に帰省なんて

いつまでもできることじゃないこと

家族写真をずっと撮れるわけじゃないことは想像できる。

 

 

 

 

あぁここにも

「あたりまえじゃないこと」があったよ。

 

 

 

 

子育ての終わりの足音が

少しずつ聞こえてくるようになって

 

 

 

小さい頃や今までのことを思い返しては

きゅんとなることが増えました。

 

 

 

当時しんどかったことが

なぜか今になったら

ものすごく愛しい時間になってます。

 

 

 

 

子育てまっただ中の時は

しあわせや愛おしさを感じられなくても

こうして時間が経ってから

自分の中にある愛情に気がついたり

子供たちの存在に

救われたりすることもあるんだね。

 

 

 

過去のがんばってた自分と

そんな私と一緒に

育ってくれた子供たちに

ありがとうを言いたい気分です。

 

 

 

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子育ては長期戦。

何年もかけて一緒に作っていくものなんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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