重度知的障害を伴う自閉スペクトラム症と診断された息子、ゆうたの成長の記録です。
特別支援学校の小学二年生です。
※ブログの内容は基本的に実際にあった出来事を書いてはいますが、人物や施設名などは仮称で表記しております。
以前にも少しだけ触れていましたが、ゆうたには睡眠障害があります。
これまで詳しく書いたことがなかったので、小さい頃からの様子を記録として残しておこうと思います!
ゆうたはあまりしっかり寝る子ではないな…と気づくまでには、あまり時間はかかりませんでした。
出産後は1ヶ月半くらい実家に里帰りしたのですが…
起きる→オムツ替え→授乳→寝る
の繰り返しの日々。
私自身も、まともに睡眠がとれていませんでしたが、ゆうたは一度起きると次に寝付くまでに時間がかかり、寝てもちょっとした音ですぐに目が覚めてしまったり…、なかなか落ち着いて眠るのが難しかったです。
授乳した後に寝付けず泣き続け…といったことは毎日でした。
(寝ぐずりがとにかく酷い子でした)
なので、ようやくゆうたが寝付いてホッとしている時に、
私「『また寝てるのか』じゃないよ!!やっと寝たんだから!!」(小声)
あからさまに残念がる父に、ぶちギレてしまったことがありました。
心身ともに疲れて余裕がなかったとはいえ、酷い言い方をしてしまいました
なので、ゆうたが機嫌良く起きている時間にはたくさん抱っこしてもらいました
ゆうたは、夜中にも大泣きで何時間も起きていることが多く、疲れきった私を見かねて母がよく助けてくれました
私には兄と姉がいて、姉には子供が2人います。
なので母は、姉の出産後の里帰りの時にも赤ちゃんを一緒に見ていたこともあり、こんなことを言っていました。
自身も3人の子育てをしてきて、姉の子供達を見てきた母が「大変」と感じている。
子育ては子供によって違うのは当たり前で、育児書通りにはいかないものです。
なので、「たまたまうちの子はちょっとだけ寝るのが下手な子なのかな」と思っていました。
月齢が上がればきっと纏まった睡眠が取れるようになる…
そう思っていました。
里帰りが終わってからは、パパは育児に積極的で、家にいられる時は助けてもらえるからいいのですが、夜勤の日が多く、夜中に一人でゆうたを見なければならず、そんな時は精神的に辛かったです
月齢が上がっても、朝までぐっすり眠れる日はほとんどありませんでした。
そして1歳半を過ぎた頃、夜にしっかり寝かせることを目的に断乳を決行します!
こちらも以前書きましたが、断乳が成功したからといって解決できたわけではありませんでした。
2歳になっても夜間覚醒は頻繁にあり、一度起きると2~3時間くらいはそのまま寝付けず…といった状態です。
そんなに起きていて何をしているのかというと、歌を歌ったり、ご機嫌に寝室を徘徊したりしていました
(眠くなると夜泣き状態になります。)
もちろん刺激を与えないように、「ねんねしようね」と誘いますが、一度覚醒して楽しい気分になると、寝付くのは難しいです。
活動量が足りないのかと思い、日中はできるだけ毎日、公園や買い物など、お出掛けするようにはしていました。
ですがゆうたは、疲れたからといってしっかり眠れるとは限らず、日中に大泣きした日など、なにかしらの刺激があって覚醒してしまう日もあったように思います。
外来教室や療育園に通ってしっかり活動していても起きてしまい、酷い時には夜中12時頃に起き、5時間くらい眠れない時や、2時~3時に完全に起床、という日もありました
療育センターでの定期受診の際、当時の担当医にも相談していました。
(ワタナベ先生ではありません)
担当医からは、頻繁に夜間覚醒や早朝覚醒があるのは『睡眠障害』と言える、と診断されていました。
担当医
「これだけ夜に眠れないと、ゆうた君がしんどいのはもちろんですが、お母さんの体も心配ですね…。辛いときは睡眠薬も処方できますから、いつでもおっしゃってくださいね!」
この時ゆうたは5歳(年中さん)でしたが、睡眠薬は、周りにも服用しているお子さんは何人かいました。
…が、薬となると、副作用など心配です。
私もパパも、小さなうちから薬を飲ませるのは、抵抗があり、しばらく悩みました…
続きます!
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