新6月の誕生石アレキサンドライトについて | 小林朋也、専務T、BROOCH、ブローチ、新潟、ダイヤモンド、婚約指輪、結婚指輪、プロポーズ、ランチグルメ、育児

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宝石としての魅力十分でコレクター垂涎のアレキサンドライト、今まで誕生石に入ってないのが不思議なくらいの宝石だったのですが、新しい6月の誕生石に加わりました。アレキサンドライトと言えばその光学効果が魅力の宝石なんですが、実は宝石としての基礎実力も高いのです。

先ずはそのモース硬度は8~8.5と硬さは十分。
因みに地球の平均硬度は7.5なのでそれよりも柔らかい宝石は普段使いで角が欠けて行ってしまったり、傷がついてしまったりします。しかし、アレキサンドライトは硬度8なので普段使いで傷が付いたり欠けてしまう事は殆どありません。

また、斜方晶系という結晶形なので劈開という割れる性質を持ちません、その為ダイヤモンドのようにぶつけて欠けたり割れたりという心配もありません。

キズかつかずそして割れない。
日常使いではまさに無敵の宝石なのです。

そして何より無処理、ルビーやサファイヤ、エメラルドのように加熱処理や含侵処理などのエンハンスメントは行われず、原石をカットしただけという無処理の天然宝石なのです。

しかもその稀少性は高く、世界中どこでも産出するわけではなく一部の限られた場所でしか産出しません。
地球深部地上から60キロ程度の地点で結晶するために、大陸の移動によって岩盤の境目に向かって衝突して行き場がなくなり大きく隆起した地層から発見されます。プレートとプレートの境目か大地の不動部分に大陸が衝突した場所でないと産出しないのです。

アレキサンドライト自体厳密には地底60キロ地点には有るのですが、人類はそこに行ったり採掘したりする術が無いのです。(※人類が彫った事のある穴は最深でも10キロ程度でそれ以上は技術的に不可能。)

鉱物名はクリソベリル、その内クロム着色をアレキサンドライトと宝石名で呼びます。アレキサンドライト内部のクロムは受ける光の内、色温度の高い状態では黄色を吸収し、色温度が低くなると青色を吸収するように作用する性質があり、結果的に残像する色として緑と赤が残って目には見えると云う訳です。

産地は元々ロシア産でしたが、現在は枯渇しブラジルとスリランカ等があげられます。しかし、スリランカ産は総じて色調として茶色が噛んでしまい、色変化も緑茶から赤茶の個体が多く、残念ながら美しさに欠ける事が殆どです。
ブラジル産はロシア産に近い美しいものが多く、青緑から赤紫に美しく変化する個体は人気が高くコレクター垂涎の宝石と言えます。

アレキサンドライトは大粒の物は殆どなく、1ctを超えると大粒となります。
その為、1ctでの特品はダイヤモンドの価格を凌ぐほど高額で取引されます。0.5ctサイズでも比較的大粒扱いされます。
デザインでは小粒なアレキサンドライトを上手に使ったデザインが多く、サイズや透明度よりも色の変化がその価値判断に大きく影響します。

新潟の結婚指輪専門店BROOCH(ブローチ)BRIDGE銀座結婚指輪のセレクトショップ(ブリッジ)では現在多くのアレキサンドを店頭に揃えていますので、一度説明を聞いた見たい方や、色の変化を見て見たいと思われた方はご一報ください。以上の理由により欧米ではダイヤモンドに次いで婚約の宝石として選ばれる事が多い宝石でもあるのです。
アレキサンドライトに無処理で割れず、傷付かない永遠の愛を託してみるもの素敵ですね。