スポーツでも教育でも、毎日コツコツと練習や勉強する者には、俄かに一時的に練習や勉強する者よりも技術も知恵も上回ります。
肢体不自由の乳幼児にも、上記の様な事は当てはまるのです。
肢体不自由の乳幼児に、精一杯指導を施した日、それ程の指導ができなかった日、日によって大きな差が有るような指導法では、成果や効果を見る事が減ります。
成果や効果をしっかりと見たいのであれば、毎日の指導をしっかりとしたいです。
何事も体験や経験が増えれば、上達する事は当然の様な決まり事です。その様に指導したいです。
そしてその指導ですが、適切でなければならない事も決まり事の様な物です。
適切とは、地球上の重力に随い、そしてその重力に対して適切な反発ができている事です。
重力に対して、道具や人を利用して、自分の立場を良く仕様とするような事では、運動機能の改善は見られない事になります。
例えば立位から歩行、PCWと言われる歩行器が有りますが、この歩行器を使う際に歩きながら歩行器を後ろに押す反動でもって、前に進んでいるならば、それは間違った練習となります。
後ろに歩行器を押した瞬間、子どもは後ろに倒れているはずです。倒れないのは、歩行器が子どもを倒れないように防いでいるからです。
こんな指導を長年していては、歩行ができなくなるための練習をしているようなものとなります。
毎日の適切な指導は大切です。ですが、不適切な指導であるならば、指導を止める事が良い事にもなります。
毎日の指導はしたいが、誤学習にならないように注意したいです。
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