10Xによる「ドラッグストアDX」は必然!?コモディ化→特化型ECサイトへの流れが異常に速いです | 荒井智也|小さな経済をまわす人

荒井智也|小さな経済をまわす人

がやてっく株式会社 代表取締役 会長|ローカルWEBメディア「越谷雑談がやてっく」の推進|ローカル動画事業推進長|音楽家|甘党|遅寝早起き派|座右の銘は「悔しさを忘れずに今に集中し最短で着手すれば必ず道は開ける」|有能な仲間に感謝

 

 

薬王堂さんって先進的なドラッグストアなんですね。

私が小売業で仕事していた頃は40億程の売上でしたが、現在は100億を超えそうな勢いです。

10Xは小売に特化したノーコードアプリ「Stailer」開発で成功しています。

BASEやShopifyなど総合型ECがコモディ化すると、次は特化型がくるという必然的な流れですが、流れがとても速い。

また、売上規模が大きくデジタルシフトに慎重な小売業に目を付けたあたり、先見性がありますね。

日本では100%の確率で人口が減りますので、人手を減らす取り組みは他業種含めもっと早く実施すべきでしょう。

東北地方は人口減少率が高い上に高齢化も進行している“課題先進地域”、薬王堂さんはDXを通して社会課題を解決するサスティナブルな会社であり続ける限り、今後も成長し続けていきそうですね。

▼まとめ
・イトーヨーカ堂を始めスーパーのDXをサポートしてきた10X
・今度はドラッグストアのDXに向けた取り組みを始める
・「車上受取」と「レジ受取(店内での受取)」の2つが用意
・車上受取の場合には店舗の駐車場に到着後、スタッフが車まで商品を届けてくれる
・車上受取を選べば重い商品を車まで運ぶ必要がない
・購入までを非接触で完了
・まずは4店舗を対象にP!ck andの運用をスタート
・年内にも全店舗での展開
・薬王堂は人口密度の低い地域(ルーラル)を中心に出店を続けてきた

▼10Xについて


近年はIT技術による差別化が難しい中、特定エリアの社会課題を解決していくことは参入障壁を上げることに繋がり、結果シェアを獲得できそうですね。

荒井智也note: