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ともたちょぶろぐ

ライブ・ミュージカル・舞台鑑賞の感想を自由気ままにマニアックに綴っています

12月28日マチネ、29日マチネ、浦井健治さん主演舞台「天保十二年のシェイクスピア」を観劇した。
コロナ禍で様々な舞台やライブが中止になった時、
私にとって一番最初に中止を食らった舞台が天保だった。しかも千穐楽目前で。
あれから4年。
けんちゃんはきじるしの王次役から佐渡の三世次役に役替わりしたけど、
再び天保の世界を観られたのは嬉しかった。


隊長役の木場勝己さん。
前口上で「前回は憎きコロナのせいで千穐楽を迎えずに中止になったけど、
今日千穐楽を迎える事が出来ました(ニュアンス)」と言っていて感慨深かった。
ストーリーテラー的な存在だった木場さん。
基本ビシッと決めるんだけど、ちょこっとお茶目な表現を混ぜたりしていて可愛らしかった。
全体的に凄く良い味を出していて、貫禄とかっこ良さが素敵だった。

お光&おさち役の唯月ふうかさん。
お光とおさちの声色での演じ分けが素晴らしかった。
所作や雰囲気でも違いを出していたので、本当に2人の人物が居るように見えた。

きじるしの王次役の大貫勇輔さん。
大貫くんの王次がめちゃくちゃかっこ良かった。
けんちゃんが王次を演じた時はこんなかっこいいって思ったかな?(笑)
ふうちゃんが大貫くんに抱きついて足をバタつかせるシーンで、
まさかのふうちゃんの草履が客席に飛んで行った。
どうするのかと思っていたら客席に落下した草履を黙って指さしたふうちゃん。
それを大貫くんが客席に降りて取りに行ってふうちゃんに履かせていた。
ますます大貫くんがかっこ良く思えた。

佐渡の三世次役の浦井健治さん。
思っていたより出番が多くないのが意外だった。
唾を吐く回数が多い。前回三世次を演じた高橋一生さんは唾吐いていたっけかな?
屋根の上のシーンでは台詞を喋らなくとも表情での表現が素晴らしく、
時折ニヤリと笑う表情が怖かった。
終盤のおさちとのシーンの辺りは大迫力で、
けんちゃんの迫真の演技に引き込まれた。


この作品は劇中にシェイクスピアの作品が散りばめられているので、
シェイクスピアに詳しい方が面白いかも知れない。
私的にはこの台詞SHOCKで光ちゃんが言ってたわとか、SHOCKの劇中劇で観たわとか、そっちに興奮した。(笑)
天保カンパニーも私も前回東京公演千穐楽を迎えられなかったので、
今回東京公演千穐楽を迎えられて、そして私自身がその場に立ち会えて感無量。
ようやくリベンジ出来た気分になった。