1月11日マチネ、「レ・ミゼラブル」を観劇した。
大好きな作品、レミゼ。
私を本格的にミュージカル沼に引きずり込んだきっかけの作品、レミゼ。
前期レミゼはコロナ禍で観劇を断念したので、待ちに待ってやっと観れた。
そして私にとっては初めて推しが全く出演しないレミゼとなった今回。
それでも全然問題無く楽しめたし、改めて作品自体が好きだと実感した。
【リトル・コゼット:井出陽菜乃さん】
歌声が可愛い。
バルジャンがテナルディエ夫妻とコゼット引取交渉中のシーンの時に、
階段に座ってマフラーで手をゴシゴシしていたのが可愛かった。
【コゼット:敷村珠夕さん】
私の中でコゼットっていつもか弱いイメージがあったけど、
敷村さんのコゼットはしっかりしたイメージだった。
【ファンテーヌ:昆夏美さん】
エポの記憶のまま止まっていたなっちゃんだけど、ちゃんとお母さんだった。
俳優さんって凄いね。役替えしてもそれぞれの役に見えるんだもの。
【テナルディエ:六角精児さん】
映像俳優さんのイメージがあったので歌えることにびっくり。
ダミ声気味に歌っていたのが私の中にあるテナのイメージにぴったりだった。
でもヴィランズとしてはもう少し迫力が欲しかったかも。
下水道シーン、六角さんはマリウスの体を踏んでいなかった気がするけど、演出が変わったのかな?
【マダム・テナルディエ:樹里咲穂さん】
私の観劇回でもパンを切って欲しかった。www(←通常は切れないはず。)
切れるかな?と思って樹里さんが切るパンをガン見してしまった。(笑)
【エポニーヌ:清水美依紗さん】
歌がめちゃくちゃ上手くて感動した。
今まで観て来たエポは健気で少々か弱そうな部分があったけど、
美依紗ちゃんのエポは芯があって強く見えた。
故に「恵みの雨」のシーンでも瀕死感をあまり感じず、死ななさそうなイメージだった。
歌も消え入りそうな声ではなく結構はっきりと出していた。
【ガブローシュ:中井理人さん】
幼いガブちゃんで可愛かった。まだ小学校3年生なんだね。
2019レミゼの時の小林佑玖くんより小さいのか。
結構笑顔を見せるガブちゃんだったのが新鮮だった。
エポの死のシーンで、エポの帽子をマリウスに渡す時に床に膝をついて渡していたのが印象的だった。
【アンジョルラス:小林唯さん】
劇団四季時代にはタイミングが合わなくて会えなかった唯くんにやっと会えて嬉しかった。
声量があって声が良く通る勇ましいアンジョだった。
唯くんアンジョが似合う。
ガブが撃たれた時の唖然とした表情に引き込まれた。
【ジャベール:石井一彰さん】
私はジャベには重低音でパワフルボイスを求めているので、
その点では今まで観て来たジャベとは違った。
でも目力の強さは今までのジャベ以上にあって怖さと迫力があった。
【ジャン・バルジャン:飯田洋輔さん】
もうね、めちゃくちゃ素晴らしかった。
初めてバルジャンを演じているとは思えないクオリティの高さに感動した。
「バルジャンの独白」は声量があって声のブレが無い一直線な歌声が気持ち良かった。
洋輔さんはハイトーンボイスが出せるタイプのようで、
「裁き」の♪24653♪の「3」を上げて歌っていた。
これね、「3↑」ではなく「3→」で歌うバルも過去には居たのよ。
私はここは「俺がバルジャンだ!」と言う名乗りのシーンだから上げて歌ってくれてテンションが上がった。
「彼を帰して」は歌声の強弱での表現が素晴らしかったし、
序盤の繊細な声が最高だった。
これは洋輔さんオリジナルの表現なのか今期バル全体の演出なのか分からないけど、
コゼットへの鼻チョンがほっこりして感動した。
子供コゼットを我が子として迎え入れるシーンで陽菜乃ちゃんの鼻をチョンとつついて、
バルジャンの臨終際に会いに来た大人コゼットの敷村さんの鼻をチョンとつついていた。
バルジャンのコゼットへの愛が昔も今も変わっていない証拠のような気がして好感が持てた。
【マリウス:中桐聖弥さん】
柔らかい雰囲気のお顔で可愛らしいマリウスだった。
山崎育三郎さん海宝直人さんと立て続けに推し達がマリウスを演じていたので、
どうしてもマリウスに多く目が行くし、推しマリ達と比べた観方をしてしまう。
中桐くん、歌は歌える人なのね。
育マリ直マリが歌うまさんなので厳しい目で観ちゃったかもだけど、
中桐くんの歌声も心地良かった。
マリウスの第一声♪誰が導くか♪は推しじゃなくてもテンションが上がる。
マリウスを演じる前のバイトシーンは出番が変更になったのかな?
直マリの時まではマリがどのシーンに出てどの位置に居るか全部把握出来ていたから今回もそのつもりで観ていたけど、
あれ?居ない?と思う箇所がチラホラあった。(私が中桐くんのお顔の判別が出来ていない可能性も無きにしも非ず。)
Red&Blackのシーンはマリウスとアンジョルラスが握手をするんだけど、
お互いの手のひらを握る形ではなく腕を握る形に変わっていた。
何か変。(^_^;)同志って感じも薄れるし。
私は前の演出の方が好きだな。
中桐くんの表現で結構衝撃的だったのが「共に飲もう」のシーン。
このシーンは育マリも直マリもグランテールの言葉を聞いて涙を流していたので、
全く泣かない中桐くんの表現が衝撃的だった。
グランの言葉が響かないのか、感情を表に出さないパターンなのか分からないけど、
とにかく「え!?そう来るの?」とびっくりしたシーンだった。
「彼を帰して」のシーンのマリウスの寝方が変わった。
そしてバルジャンが歌っている最中に寝返りを打つ(体勢を変える)マリにびっくり!
「カフェ・ソング」は声色と表情での感情表現が素晴らしくて観入った。
「エピローグ」のシーン。
泣きながらコゼットを抱き締める直マリの記憶が鮮明に残っているので、
ここで笑顔な中桐くんを観て、なるほどそう言う表現もあるのかと新鮮な気持ちになった。
三者三様、十人十色とでも言いましょうか。
笑顔も泣く事も無い無表情気味な育マリ、涙を流す直マリ、笑顔な中桐マリ。「みんな違ってみんないい」ですな。
そう言えば育マリの記憶が残っている状態で直マリのこのシーンを観た時、
「コゼットと一緒にオマエも泣くのか!」と心の中でツッコミを入れた事を思い出した。(笑)
じゃあ、中桐マリには「オマエこの状況で笑うんかい!」とでも言っておこう。(笑)
帝劇コンのチケットが取れなかったので、
今回が私にとっての最後の帝国劇場だった。
初めてミュージカルと言うものを観劇したのが帝国劇場での「SHOCK is Real Shock」だった。
あれから今まで沢山通ったし、色々な作品や俳優さんと出会わせてくれた思い出深い現帝劇が無くなっちゃうのは凄く寂しい。(T_T)
ありがとうとさようならの気持ちで劇場内の景色を目に焼き付けた。
特に用事は無かったけど最後なので久しぶりに地下に下りてみた。
朝から晩まで(笑)沢山沢山お世話になった地下の景色も見納め。
この景色を見るといっくんがくれた沢山の幸せな思い出が鮮明に蘇る。
帝国劇場、ありがとう。一番大好きな劇場だよ。

