11月11日マチネ、12日マチネ、15日マチネ、鈴木勝吾さん出演舞台「世濁声」を観劇した。
まずは、しょーちゃん、初脚本&初演出おめでとう!
しょーちゃんの「初めて」に立ち会えたのが凄く嬉しい。\(^o^)/
私自身推しの脚本演出作品を観劇するのは初めてなので、
どんな世界を見せて貰えるのかめちゃくちゃ楽しみだった。
キャストはしょーちゃんと安西慎太郎さんと日替わりゲスト。
私が観劇した回のゲストは本田礼生さんと林田航平さんと赤澤燈さん。
礼生くんは「仁義なき幕末」で出会って表現力と殺陣に大感動して、
沼りそうなくらいお気に入りの俳優さん。
久しぶりに生で会えて嬉しかった。
アフタートークで、「いつもは自分なりに台詞を変えちゃったりするけど、
今回は勝吾さんの本を大切にしつつ自分の良さが出るようなお芝居を目指した。」と言っていたのが素敵だった。
仁幕のアフトクの時も感じたけど、礼生くんは喋れる人だね。
変な沈黙が起きないもん。
自然に流れるように会話のキャッチボールをするのでストレスフリーだった。
林田さんは本編の長台詞を訴え掛けるような話し掛けるようなゆっくりめの口調で喋っていたのが好印象だった。
同じ台詞なのに演じる俳優が変わると雰囲気も変わる事を目の当たりにした。
アフトクで林田さんと慎ちゃんがおとなしめだったので、
「何か喋ってよ。ゲストはともかくお前(慎ちゃん)は対等だからな。」と言っていたしょーちゃんでした。(笑)
燈くんも仁幕で出会った一人。
あの長台詞の中、部分的に柔らかめな表情を観せた燈くんのお芝居が私は一番好みだった。
アフトクでは連発される燈くんの「しょーちゃん」呼びにほっこりした。
ゲストさん達、アフトクでしょーちゃんがカウンター席に座る事にびっくりするのと、
ドリンクに付いている2本のストローにどちらを使っていいか戸惑うのが共通していて面白い。
世濁声への出演オファーが来た時の事を話してくれた燈くん。
しょーちゃんから「●日空いてる?」とラインが入って、
「カレー食べに行くの?」と聞いた燈くんが面白かった。
オファーを受けて台本が送られて来た時にお買い物をしていた燈くんだけど、
内容を読んで即行家に帰ったそう。www
あんな長台詞を見たらびっくりしちゃうよね。(^_^;)
台本はしょーちゃんが興味がある部分と嫌いな部分が書かれてあると燈くん。
そんな燈くんの言葉を聞いて、燈くんはしょーちゃんの事をよく分かっているんだなあと思った。
「しょーちゃんは不満ばかりだから。」とポロリと言った燈くんにはウケた。
こんな所で暴露しちゃったよ。(笑)
しょーちゃんは燈くんに愚痴を聞いて貰っているのかな?
「僕はしょーちゃんの事を友達だと思ってる。」と燈くん。
その言葉に「僕も思っています。」と即行返していたしょーちゃん。
お二人の関係性が素敵だった。
さてさて、本編の感想だけど、初見は色々な意味で脳内大パニックだった。
まずしょーちゃんの本。
ある程度予想はしていたけど想像以上に哲学が炸裂していた。
そこに解離性同一症のような人格分離みたいな話が組み込まれていたので頭の整理が追い付かず。(T_T)
人間って面白い事に目に見えているものを信じ込んじゃうんだよね。(私だけかな?)
主な登場人物が二人だから人間が二人居るものだと思って観ているから、
途中で人格分離みたいな話になってパニックになった。
未だに正解が分からないんだけど、
私の解釈は主人格が慎ちゃん演じる小木で、
小木が自分の中に生み出したもう一つの人格がしょーちゃん演じる悟だと思っている。
次に演劇形態。
ステージ上でお芝居をするのではなく、会場のレストラン内全体を使ってお芝居をするので、
俳優さん達はテーブルとテーブルの間を四方八方歩き回ってのお芝居だった。
すぐそばで繰り広げられるしょーちゃんのお芝居のパワフルさと肉声の大きさに圧倒されて本の内容は殆ど飛んだ。(^_^;)
しょーちゃんの目にジワジワと涙が溜まって行く様がはっきり見えたのは感動した。
しょーちゃんを間近で見て視覚が刺激され、
しょーちゃんのよく通る声が頭上で響いて聴覚が刺激され、
しょーちゃんのお芝居の熱量を肌で感じて触覚が刺激され、
しょーちゃんが通ったらいい香りが漂って嗅覚が刺激された。
さすがに味覚は刺激されなかったけど。(笑)
頭で考える事よりも五感の興奮の方が先に立った初見だった。
2回目3回目観劇は少しは落ち着いて観劇が出来て、
初見時には耳を通り抜けて行った台詞達が耳に残るようになった。
「他人と違うと言う事は理由はどうあれその良し悪しに関係無く弾き出される」この台詞は初見時から耳に残っていた。
なぜならめちゃくちゃ共感出来たから。
社会の同調圧力の煩わしさは私も常日頃からうんざりしているし、
少数派に対する袋叩き具合には目に余るものがある。
十人十色じゃダメなの?と思う。
「自らの未来を自らで捨ててはいけない」の台詞や、
しょーちゃんと慎ちゃんが声を合わせて言う「僕達は今あなたに出会えました」の台詞も心に響いた。
そしてUNIVERSE25の美しいネズミ。
「何事も無関心で居てはならない。ちゃんと考えながら生きよう!」
この作品を通してしょーちゃんが一番伝えたかったのはこれかな?と私は思っている。
なんだけど、散々ユニバース25の話をしておいて「生きているだけで十分」とも言っていて、
どっちやねん!と思ったのはここだけの話で。(笑)
この作品はストレートプレイなんだけど、一部歌唱シーンがあった。
しょーちゃんがブルーハーツの「リンダ リンダ」の冒頭を歌う。
最初は突然何?とびっくりしたけど、
思わぬところでしょーちゃんの歌声が聴けて嬉しかったのも事実。
続きを今度は慎ちゃんが歌う。
ある時はめちゃくちゃノリノリで、またある時はしょーちゃんの耳元でウィスパーボイスで。
ウィスパーボイスの時は歌いながらしょーちゃんのロングヘアをいじりまくっていた慎ちゃん。www
慎ちゃんに何をされてもスルーするしょーちゃんが意地悪小悪魔で面白かった。
引くに引けなくなった慎ちゃんはしょーちゃんに小道具の本を手渡して、
自分の頭を叩いて欲しいジェスチャーをしていた。(笑)
しょーちゃんは結構いい音で慎ちゃんの頭を叩いていた。www
何でリンダリンダなのだろうと思って帰宅後に歌詞をチェックしたら、なるほど!
ドブネズミと美しいネズミをかけているのかな?
そしてラストの歌詞、しょーちゃん好きそう。
世濁声は諸々と衝撃的な事が多かったけど、
開演前にキャストさん達が普通に客席をウロウロしているのも私にはかなりの衝撃だった。
あれはファンサービスだったのかな?
主演の二人だけではなくゲストさんまで客席通過していた。
私燈くんとめっちゃ目が合っちゃったもん。
しょーちゃんはさっきタンクトップ姿で客席通過したと思ったら、
今度は舞台衣装を着て戻って来た。
慎ちゃんは舞台衣装にマスク姿だった。
まさか開演前にキャストさん達のお顔を拝見出来るとは驚愕だった。
しょーちゃんの本を理解しようと頭をフル回転させて考えながら観劇した世濁声。
ボーっと観ているよりは刺激的で楽しかった。
そしてしょーちゃんとの距離が30㎝あるかないかくらいで、
推し一表現力が大好きなしょーちゃんのお芝居が観れて凄く幸せだった。
今迄で一番の最接近だった「SMOKEの真志超の真後ろ」と同じくらいの距離での観劇。
しょーちゃんと慎ちゃんが向い合せになっているシーンなんて、
真っ直ぐ慎ちゃんを見つめるしょーちゃんの目がとても美しかった。
しょーちゃんと慎ちゃんのタッグは第2弾3弾と続いて欲しい。
