9月18日マチネ、海宝直人さん出演ミュージカル「アナスタシア」を観劇した。
3年前、チケットを持っていたのに1公演も観劇出来ないまま終わった一番最初の作品がアナスタシアだった。
コロナ禍で中止になった作品のリベンジが今でも続いている。
中止のままいまだに上演されない作品もあるから、
アナスタシアのようにリベンジ出来れば良い方。
とは言え今日の直ちゃんの役はグレブなので当時とは違う役なんだけどね。
ばっち(相葉裕樹さん)のディミトリを観ながら直ちゃんのディミトリに想いを馳せていた。
今日はグレブ役を演じた直ちゃん。
胸に沢山勲章をつけた軍服姿がかっこ良かった。
アリージャンスの時を思い出した。
そして髪型がバッチリ決まっていた。(笑)
でも劇中では難しい顔ばかりしていてちょっと怖かった。
人に向かって「下がって良い」みたいに言う時、
あっちに行けと言わんばかりにフッと吹いた態度にムカついてしまった。
グレブ嫌な奴だなあ。(^_^;)
終盤でアーニャに銃口を向けたシーンが緊迫感があって引き込まれた。
結局アーニャを撃つ事は出来なくて泣き崩れる姿に、
そっちの気持ちが勝って良かったと思った。
出番的には凄い多いと言う程では無かったけれど、
やはり歌のインパクトは大きかった。
声量があるし声の伸び具合が力強く一直線に伸びる。
そして声の圧が凄い!
劇場中に響き渡る直ちゃんの歌声は耳福だった。
ヴラド役を演じた石川禅さんとリリー役を演じた堀内敬子さんのコンビが面白かった。
そしてお二人のキスシーンが微笑ましかった。
若手のキスシーンはよく目にするけど、
ベテラン勢のキスシーンは私はあまり遭遇した事がなかったので新鮮に映った。
劇中ではほぼ笑顔無しの難しい顔ばかりしていた直ちゃんなので、
カーテンコールで見せた笑顔にほっこりしたし、何倍も素敵に見えた。
やっとアナスタシア自体を観れたのでリベンジ出来たと言えば出来たけど、
やはり私にとっては直ちゃんのディミトリを観てこそ本当の意味でのリベンジなので、
次回観劇が更に楽しみになった。

