5月20日マチネ、浦井健治さん主演舞台「ヘンリー五世」を観劇した。
「ブロードウェイと銃弾」のMY千秋楽を2月ですでに迎えてしまっていた私にとっては、
久しぶりのけんちゃんのお芝居だった。
けんちゃんが持つお芝居の引き出しはまるでドラえもんの四次元ポケットのように多種多様なので、
今回はどんな表現を見せてくれるのか楽しみだった。
客電が消える前にステージセンターからストーリーテラーの役割の方達が続々と登場し、
客席に話し掛ける形で始まったのが斬新だった。
ある程度予想はしていたけど、やはりけんちゃんの台詞の量は膨大で、
次から次へと捲し立てるように喋って行くけんちゃんを見て、
この量を頭に落とし込んだ事に凄さを感じ、尊敬の眼差しだった。
テニスボールのシーンだったかな?
怒っている時のけんちゃんの目の迫力が凄かった。
シーンによってコロコロと変わるけんちゃんの目の色を観察しているのは楽しい。
中嶋朋子さんとの2回目のキスシーンの時、
唇を離すのが早いけんちゃん。(^_^;)
もう少し長くけんちゃんのキスを堪能したかったわ。(笑)
天使の説明をするけんちゃんの必死感が面白かった。
天使ジェスチャーがナイスだった。
最初は王冠を含む上から下まで真っ白い衣装で登場したけんちゃん。
それが途中からかなりの返り血を浴びたであろう血だらけの衣装に変わる。
首元にはめてある首を保護する甲冑みたいなのも王冠も血飛沫だらけなのに、
けんちゃんの顔には一滴の血の跡も無いのが違和感でしかなかった。(^_^;)
首元までしか血が飛ばなかったと言う設定ならまだわかるけど、
王冠だって血だらけなのに首元と王冠の間にある顔が一切汚れていないのはおかしいでしょう。
もうね、1回気になりだしたらずっと気になってしょうがなかったわ。(笑)
舞台中しつこくリアルを求めてしまいましたわ。(爆)
最後はこれまた王冠を含む上から下まで真っ赤な衣装で登場したけんちゃん。
赤い衣装の時の方がかっこいい。(←中身は同じ人なのにね。笑)
沢山舞台観劇をしていると自分に合う作品(ハマる作品)とあまり合わない作品(ハマらない作品)がある事に気付く。
この作品は残念ながら後者かな。(^_^;)
私的にはヘンリー四世の方が好みだった。
と言ってもまだ初見。
リピーターすればまた違った見え方があるかも。
けんちゃんのお芝居は言わずもがな。
細かな動き、表情豊か。
細かな動きで好きだったのが鼻を擦る仕草。
別にそこでそれをやならくてもストーリーには全く影響しないのに、
やったらやったでお芝居に深みが出ると言うか、そのシーンに臨場感が足されると言うか。
私はごくごく自然な仕草にこそ強くリアルを感じるタイプなので、
こう言う細かな動きは好き。
