"我々が治さなアカンのは

mature な死ではない。

immature な死や。"

母校の心臓外科の教授が

話した言葉である。

業績が教科書に載る位のすごい先生だった。

性格クッソ悪かったけど。

 

mature とは成熟した、immatureとは

未成熟なの意で、子供含め若い人の死は

本来なら想定外の悲劇なんで必死に助けなきゃならない

“病気”, 感染症はそうだろう。

結核や天然痘はワクチン、抗生物質の登場で

豊かな国では克服されつつある、

 

matureな死とは、

老化からの流れで、プログラムされた死なんだ

予定済みの世界だ

 

この図の後は墓場ですな。

この流れは遅かれはやかれ逃げられない。

粛々と受け入れて行くしかない。

 

アメブロはかなん。

どうしても、余計なブログ見てしまって、

“それ、違う” と思うと反論できなくて

もんもんとしてしまう。

https://ameblo.jp/tenteko-mai24/entry-12841781699.html

 

 

難儀な性分だ。

医療者でない一般人は普段から

年寄りがどんな感じで弱って死んでいくか、

見てないからね。

食が細くなって弱っていくのを

病気と思ってまた以前みたいに元気で

ピンシャンできると思うんだろうねぇ。

 

もう日本の平均寿命超えたら

いつ何があっても仕方ないと思いなされ。

その覚悟があるだけで振り回されなくて

済む可能性が高い。

とワタクシ思う。

 

それを医療側に元の通りにせよ、

と言っても、無理なんですわ。

 

医療側からすると

すごく無邪気に家族が死を受け入れてない感覚に

軽い苛立ちがあるんでしょうなぁ。

家族にしたらたった一人だけど

医療者にすれば何百人何千人だ。

 

https://ameblo.jp/tenteko-mai24/entry-12816048954.html

 

 

前の救急いてた時なんか、

90近いおじいちゃんの心不全、

家族が、

“ なんでこうなるんですか!"って詰め寄ったら

 

“ 病気と違います、耐用年数きてます。

機械でも償却期間10年なのに、

90年つこたらモチませんで。”

 

など抜け抜けと言うセンセもいてた。

あの芸風はええなぁとマネしたかったが、

男性医師だからイケるパターンなんだな。

 

女医はその点損だ。

 

ワタクシも96になる老母を施設に預けっぱなしで、

もう彼女は半分黄泉の国に行っている、

( ワタクシの心の中では。悪いけど。)

親不孝と言わば言え。

 

当院に来られる患者さんにも終わらぬ介護に

苦しむ人もいる。ウンウンと話を聞く。

 

カルテには後で見るに、

ありゃ、なんと言う記載か。

不謹慎極まりない。

 

しかし、

3人も介護抱えてたら

一人死ぬとホッとするんだろう。

えらいなぁ、3人同時介護なんて。

 

子供は手間かかってもかわいいし、

幼稚園行ったら。

小学校上がったら…

楽になる、と期限もあるが、

とにかく

介護は先が見えないのよ。

 

とにかく、年寄りに潰されないよう、

頑張りましょ。耐え難きを耐える。

生きろしぶとく!

美しく!

 

 

 

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