ともしびでも月に何度かピアニストとして伴奏し、おもに横浜方面で地域うたごえを開催しているひろせめぐみさん。
そのひろせさんが4/17に、「地域うたごえ研究会」あらため「歌声喫茶コミュニティ研究会」を開設しました。
この研究会はフェイスブックの非公開のオンラインサロンで、全国各地で様々なかたちの「歌声喫茶」を取り組んでいたり、これから始めようとしている方々をメンバーにして、「歌声喫茶」の運営について活発な意見交換をしています。
オープンしてわずか2ヶ月半で会員が28人となり、関東を中心に札幌市・栃木県・静岡県・岐阜県・福岡県・宮崎県と、ほんとに全国から集まっています。
ともしびからは、私が常駐アドバイザーとして参加しています。
その研究会について私が説明するより、 ひろせさんの「歌声喫茶コミュニティ研究会」を紹介したページをみてもらうのが正確で早いので、まずはご覧下さい。
↓
https://utagoemeg.com/utagoe-study-group-fb
私が常駐アドバイザーとして参加していて、会員の皆さんの投稿を読んでいて感じるのは、ほんとに全国津々浦々に歌声喫茶が広がっている、ということです。
歌声喫茶を求めている人がほんとうにたくさんいらっしゃるんですね。
それに応えて、自分の歌唱や楽器の音楽的な力を、地域の人たちのために役立てて、そして将来的には仕事にしていけたらと、歌声喫茶を開催している、または、やろうとしている方もまたたくさんいらっしゃるんですね!
ところがー
歌声喫茶の運営に関するまとまった情報を得られたり、志しを同じくする仲間と歌声喫茶について語り合う場は、ほとんどなかったのではないでしょうか。
なので、やりたいけど何からどう準備していけばいいのか、悩みながら手探りでやられている方がたくさんいらっしやるのではないでしょうか。
ある一定の地域内での繋がりなどで協力しあったりするということはあるようですが、そういう地域はほんとに限られています。
研究会はインターネットを介してのグループなので、地域に関係なく、簡単に情報を共有できるという強みがあります。
うたごえ喫茶ともしびは、「音楽文化集団ともしび」という団体が運営母体ですが、まもなくその「音楽文化集団ともしび」が結成50周年を迎えます。
「音楽文化集団ともしび」は、歌声喫茶を一時的なブームに終わらせるのではなく、文化運動として発展させようと結成されました。当時のスローガンに「あなたの街にも歌声喫茶を!」というのがありました。
当時は東京に3店舗あり、仙台や熊本や長野や大阪にも仲間の歌声喫茶が出来ていました。そんな勢いがあった時代でした。
しかし1980年代後半には、そんな店舗もなくなっていき、ともしびでも立川や小岩にあった店を閉めなければならない状況になりました。
そんな厳しい時代を経てきましたが、音楽文化集団ともしび結成当初の「あなたの街にも歌声喫茶を!」のスローガンが、店舗を作るのではなく、いま形を変えて「地域うたごえ」という形で実現されつつある、という実感があります。
厳しい時代も経ながら、ともしびの先輩方が歌声喫茶を守り続けてきたことが、地域うたごえという形で実っていることに、ほんとに喜びを感じています。
この「歌声喫茶コミュニティ研究会」を通じて、「歌声喫茶」の運営者のみなさんが繋がって、ノウハウを学び合い共有されて、ますます歌声喫茶が広がっていくことを願って止みません!
そして!!
その研究会の7月の限定企画が、「うたごえ喫茶ともしびからステージのつくりかたを学ぼう!」なんです!
ともしびから、私とソプラノ歌手であり歌声喫茶司会者の清水正美の二人がアドバイザーになって会員の皆さんの質問にジャンジャン応えよう、という企画です!
歌声喫茶の運営者の方、これからやりたいと考えている方など、ぜひ仲間に入りませんか!
入会の仕方などは、先ほど紹介したこちらのリンクに詳しく書かれていますので、ぜひご覧下さいね!
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https://utagoemeg.com/utagoe-study-group-fb
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