先日、焼肉店の記事を書くとき、
ふと思い出したことがあります。
いつだったか、いつものお店で、ワイワイとお肉を焼きながら、
「戒名に入れて欲しい字ってある?」なんて、
ちょっと珍しい話題になったことがありました。
別にないな~と母。
ちょっと考え込んだ父。
そこで兄が、
「戒名に道って字を入れて欲しい?」と父に聞くと、
ちょっと嬉しそうに、
「うん・・・入れて欲しいな」と言ったのです。
父はもと国家公務員。
技官として、ひたすら道路事業に関わってきた人です。
父が仕事人間なのは、よくわかっていましたが、
在職中は、大変な仕事だという印象が強すぎて、
それほど愛情とか、やり甲斐を感じているとは、思っていなかったのです。
へぇ~っと・・・・僕も兄も、内心驚きました。
普段、ほとんど仕事の話をしなかった父が、
その日は酔った勢いでよく語り、
自分が建設に関わった道路に対して、
今も、技官としての強い誇りを感じている様子に、
正直、『親父、ちょっと格好いい(〃∇〃)』と思いました。
ところが!です。
退職後の父は再就職には目もくれませんでした。
ぜんぜん未練ない!って感じでした。
そしてしばらくは、あれこれと手を出して楽しんでいる様子でしたが・・・・。
何と今や、主婦歴30余年の母をしのぐ、
有能なシェフに変貌を遂げつつあるのです ( ゚ ▽ ゚ ;)!
そういえば、と、思い当たりました。
父の手相には、
『理系』と『芸術性』の異なる2つの特徴が、くっきりと出ています。
理系一途に技官の仕事を究めた後で、
芸術性に目覚めたってことかぁ?
なんだか余すところなく使い切るって感じだよな~と、
わが親ながら、拍手。
このままいくと、
『道』の他にもまだ何か、
入れて欲しい字が出てくるのではないかと、
思っているこの頃です。
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