こころの風景を巡って 人生波乱第五章 忘れられない記憶
私のすべての家族の想い出は15年前までの想い出
それからの想い出は真っ白
15年前の 孫二人との忘れられない想い出
二人の孫の父親が事故で頭を強打
意識不明重体になり 病院集中治療室で入院1か月過ぎての頃
私はこの頃 既に卒婚してクラインガルテン曽爾村でひとり暮らし
ほとんど毎日朝から夕方まで 病院で孫と一緒に過ごしました
昼時 病院の中庭 広い芝生で
孫と一緒に三人で四葉のクローバーを探したのです
「四葉のクローバを見つけたら
きっとお父さんが目覚めて 君たちを抱き上げてくれるよ」
クラインガルテン奈良 栗林にて
孫二人(男の子5歳 女の子4歳)は
それから一生懸命に四葉のクローバーを2時間近くも探したのです
最初に見つけたのがOOくん 嬉しそうに大声で 「あった!」
そして本に挟み込み また捜し出す まもなく OOちゃん 「あった!」
四葉のクローバーを左手に持って 嬉しそうに飛び上がっている
その時から 四日後に父親は意識不明から脱出
君たちの喜びの顔は忘れられません 君たちは この時のことを覚えていますか
クラインガルテン奈良 栗林にて 孫二人は たびたび 遊びに・・・・
あの時の四葉のクロ-バー あの本にまだ閉じられているのだろうか
事故以前訪問 南の島 東急リゾートに一週間滞在
早朝 3人で 誰もいない前浜ビーチを散歩
左OOくん 右OOちゃん 真ん中カメラ持つ私
この時から暫くして13年 君たちに逢えていません 一度たりとも
幸せですか それだけを願います
幼かった君たちの祖父としての責任義務が実行できなかったことが悔やまれます
OOくんとOOちゃんと いつもよく行った健康ランドが昨日のよう
私の時間がその時に留まっています もう成人なんて信じられません
いつの日か このブログを君たちが読む機会があれば・・・・そうなら嬉しい
もう逢えることはないでしょう
祖父 父親からの離別を強いられた 君たち人生が幸せであることを 心から願う
今も 娘に大きな憤りを感じる 決して許すことが出来ない
何もわからない孫たちの意思を無視して 彼の療養中に子供を連れ突然失踪
母親に そんな権利 資格があるのだろうか
私から見ても 彼はいい奴(もちろん欠点もある)で本当に優しい父親だった
魏父母から遠く離れ オクションクラスの住まいに夫婦で住んで
いっさいの生活の心配もないのに
不満を大きく蓄積して爆発させ(母親がそうだったように似て)
我慢失って行動してしまった娘 それに簡単に同調しただろう母親 許せません
私はこの時にはすでに南の島に一人住まいをしていました
彼や彼の両親から何度も所在確認の問い合わせ電話が・・・
私はいっさいわからず 娘から一度たりとも 何も 今も
彼や彼の両親の深い悲しみに ただただ悲しみだけが
母親は子供たちの父親を失くし、生活の不運不幸に対して
どれほどの大きな責任を感じているのだろうか
孫の成長を見られなかったのは辛かった いまも
もし 孫ふたりがいま幸せに暮らしているなら 全てを許してもいい
もし いま君たちの幸が薄いのなら 私の幸のすべてを与えたい
人としての幸運、不幸を つくづく痛感します
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私の喜寿人生 悪夢の5年間
記憶は不意に蘇り 何十年過ぎ去ろうとも 忘れ去ることなく