ピアフ
@シアタークリエ
凄いんだろうなと思っていたけど
こんなにも胸を打つとは知らなかった。
一幕の軽やかさに油断していたら
「愛の讃歌」で涙腺崩壊。
耳馴染みのあるこの曲が
こんなに胸に響くとは思わなかった。
素朴な言葉で繰り返されると
本当に心が壊れそうになる。
嗚咽が漏れそうになるのを必死に堪えるも
ラスト「水に流して」で完全崩壊。
しのぶさんの魂の歌だった。
更に岩谷時子さんの歌詞の威力。
日本語ってやさしい。
だからこそ強烈に響くし
言葉と言葉の隙間に
思い馳せてしまうんだなぁ。
しかし最後に友達がいるって
もう、あんなの反則です。
積み重ねられた時間が透けて見えるから。
生きていくことはやはり残酷で
だからこそ喜びや幸せがあり
そしてそれは日々の営みなのねと
なんだか声を出して泣きたかった。
ぼろっぼろになって楽屋に行くと
輝くしのぶさんが笑顔でいらして、
それ見たら また泣けてしまって
隣にいた杏に笑われるのでした。
ここ最近の杏との遭遇率の高さたるや。
会えないときは全然会えないのに。
出会ったとき彼女は9歳だった。
気付けば私よりもお姉さんのよう。
心鷲掴みにされたまま電車に揺られ
駅について珈琲を飲んで
サンドイッチを一気に食べた。
完全に魂もってかれたので
身体がエネルギー欲したのだろうか。
飲むように食べた。
はぁ、やっと落ち着いた。
今夜は早く眠りたい。