「たとえば野に咲く花のように」
兵庫にて無事に閉幕いたしました。
ご観劇いただいた皆さま、
応援してくださった皆さま、
本当にありがとうございました。
東京で初日があけたときとは、
全く違う心持ちで大千秋楽を迎えました。
日々どんどん苦しさが増し、
その反面、愛おしさも増すようで。
自分の不甲斐なさに直面して
凹みまくりな毎日でしたが、
でもそれが有難いことだと
実感できる毎日でもありました。
「ここじぇーんぶ
黄色い花になりよったら、
そら綺麗かろねぇ」
という珠代姐しゃんのセリフが
カーテンコールの最後で現実となり、
舞台一面に黄色い花が咲いた。
もはや戦友のような順平くん率いる
演出部のみなさまの愛が炸裂。
絶対に泣かないと決めていたのに、
視界が黄色に染まった瞬間、泣いた。
みんなの顔が思い浮かんで。
ありがたくて泣けた。
ホッとしたような寂しいような。
祭りが終わったような
寂しさとは、また違うこの感じ。
柔らかく真摯なこの座組に、
救われた2ヶ月でした。
ただ、ただ、ありがとう。