リビングに置き手紙が残されていました。先日仕事が終わって帰宅したら、突然にＳ嬢から電話があり「逢いに行っていい？」と言われ「あたいも逢いたい！」と恋人同士みたいな会話を繰り広げて、彼女がわざわざ遊びにきてくれたのです。結局は他愛もない会話で盛り上がり（最近互いに体重が増えたので、その太った自慢。「あたしなんか太もも揺れるよー！お腹の肉がデニムの上に乗るよー！」みたいなダメ自慢。「でもオッパイ大きくなって嬉しいよねー。オッパイそのままで痩せる方法ないかな…」と真剣に悩む食いしん坊女優２人）お茶をガブガブ飲んで、姫がお腹空いたと言うので明太子おにぎり握って差し上げて、好きな音楽聴きながら２人で口ずさんで、ちょっと励ましあって、トレーニングマニアの姫からストレッチの方法を聞いていたら息子氏が「…まま～」と起きてきたので私は寝室へ。ふにゃふにゃ寝ぼけた息子氏を再び寝かしつけるのに苦労しそうな予感がしたので、寝室からその旨メールすると、写真の置き手紙を残し帰っていったＳ嬢。この辺の気楽さも有り難い。正直にその瞬間の気持ちを伝え合えるって、本当に幸せなことだと思う。恋愛感情、損得勘定抜きで、思いやり一本で付き合えるって、非常にシンプルで気持ちいい。なかなか成立しないけどね。Ｓ嬢とも、現在の状態のように向き合えるまでに何年もかかったし。近付いたり離れたりを繰り返して、やっと互いの心地良い距離感を掴んだというか。幸せな距離感だと思う。明太子おにぎりを美味しそうに頬張る彼女を思い出して、朝から少し嬉しい気持ちになった。今日も撮影だ。１日がんばろう。
