X JAPAN ~星の数の出会いの中から~ | ねじ曲がり もがいた時間も

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気が向いたらなんか書きます

昨年大晦日のももいろ歌合戦、唐突にVTRに登場したYOSHIKI。

これは裏で何か大きなプロジェクトが動いているに違いない、もしかして楽曲提供もあるか!?なんて想像していました。

 

その回収が先日放送されたこの番組だったのでしょうか。

『YOSHIKI CHANNEL』

あいにくリアルタイムで観られなかったので、まとめサイトで内容確認。YOSHII、ちゃんとももクロのことを予習?してくれて嬉しいなぁ、次はぜひ楽曲提供を!と願ってやみません。

 

みなさんも経験あると思うのですが、自分が昔好きだったアーティストさんが、今、こうしてももクロと絡む…。これまで何度もみてきたシーンですが感慨深いものがありますね。

 

 

 

さて、X-JAPAM。メジャーデビュー前から名前は知っていましたが、実は最初の印象は…うーん、ちょっとなぁ

当時話題になったと思うのですが、「天才 たけしの元気が出るテレビ!」のコーナーにおいて食堂で演奏、店の什器が壊れて演奏中止。今だったら「わはは、バカバカしぃ!」と笑い飛ばす余裕があるのですが、当時はニヤニヤしながらも内心半分は(おいおい!笑われてどうすんだよ)でした。ただでさえヘヴィメタルという音楽ジャンルが世間から奇異な目で見られている状況で、この番組では完全に「イロモノ」扱い。なんでわざわざそこに乗っかるかなー、でした。破天荒と言えば破天荒なのですが…。

 

 

ところが初めて聴いたアルバム「BLUE BLOOD」の恐ろしいまでの完成度の高さに驚愕。(これは本物だ…)となったものでした。バカバカしくてもテレビに出て知名度を上げた戦略も、その後のブレイクを考えたら価値があったわけで、今考えたらKISSの戦略にも似たものを感じます。

その後破竹の勢いで国民的バンドに変貌、コンサートを観ようにもチケットは既にプラチナ化、初めて観たライブは初の東京ドーム公演でした。(なんとか、ほっそーい関係者のコネを使って確保出来たのですが、それでもアリーナ真ん中あたり)

 

一般的にX-JAPANの曲で人気が高いのは、夏菜子ちゃんのTochi(笑)でお馴染みの""、「HR/HMはうるさい」の常識を払拭した美しいバラードの"Endless Rain"、TVドラマの主題歌に採用されたキャッチーな"Rusty Nail"あたりでしょうか。

個人的ベストチューンは"Silent Jealousy"。スタジオバージョンも素晴らしいのですが、後にシングルカットされた"Say Anything"にカップリングで収録されたライブバージョン(1991年10月5日盛岡アイスアリーナ公演と思われます)、これが自分の中では完璧で、こういう曲を書きたいという一曲。

 

8センチのシングル・フォーマット、懐かしいですね。CDプレイヤーによっては非対応だったので、「輪っか」のようなアダプターを使ってプレイヤーにセット。これ、経験ある方います?

 

 

 

この名曲"Silent Jealousy"。まるでこれを現代にアップデートしたかのような曲がこちら。オケだけ聴いたら、Xの未発表曲といわれて納得してしまうかも。

偶然出会った運命の一曲、ここから始まる物語。

 

 

間に合わなくて、悔しい思いをしても時すでに遅し。

人間、いつ何があるかわからない。

形あるものは、いつか壊れてなくなる。

描いた夢が叶うとは限らない、でも形を変えて新しい夢になる。

 

後悔、衝撃、不安、危機感と希望…すべて激動の中で見た現実。

 

 

出来る事を全力で。

今からでも決して遅くはない。